判定! あなたは文法が必要!

判定! あなたは文法が必要!

One need but read the depressing accounts of how people lived in London and other large British cities early in the 20th century to be grateful that the good old days are past.
模範訳例
『20世紀の初頭のロンドンやその他のイギリスの大都市で人々がどういう生活を送っていたかの重苦しい記述を読みさえすれば、「古き良き時代」が過去の時代であることを感謝することができる』
解説
「One need but read ~」の解読方法
(1)この文章は全体的に「現在時制」で書かれている。であるならば need や read が「仮に動詞」なら「現在形」のはずだ!
(2)でもそうすると「need」は「needs」、「read」は「reads」にならないか?なんで「need」「read」なんだ??
(3)「read」は手前に「助動詞」でもあれば「read」の原形の形でいいはずだ!
(4)手前は・・・「but」! あれ?/(゜ё゜)\ ウーン・・・・
(5)あっと、その手前は「need」!これ『助動詞』の用法があるやないけー!
(6)もしも「but」が(接続詞ではなく)『副詞』なら都合いいぞ! 確か「but」に副詞用法があったぞ!
(7)<辞書で but を調べる>・・おお!あった!これだ!
ヽ(*⌒∇⌒*)ノ::・'°☆。.::・'°★。.::・'°☆。ワーイ!!!!One ・・・「名詞」<《総称的》(一般に)人(というもの)>⇒「人は」need ・・・「助動詞」⇒「~する必要がある」but ・・・「副詞」→『ほんの;とにかく~するだけ』(only)⇒「ほんのちょっと
 例文
 We can but try. 「とにかくやってみるだけだ」read ~・・・「(述語)動詞」(助動詞のあとだから原形)⇒「~を読む」したがって
One need but read ~
⇒「人はほんのちょっと~を読む必要がある」to be ・・・副詞用法<目的>「~するために」

直訳例
『「古き良き時代」が過去の時代であることを感謝するために(は)、人はほんのちょっと、20世紀の初頭のロンドンやその他のイギリスの大都市で人々がどういう生活を送っていたかの重苦しい記述を読む必要がある』

意訳例
『20世紀の初頭のロンドンやその他のイギリスの大都市で人々がどういう生活を送っていたかの重苦しい記述を読みさえすれば、「古き良き時代」が過去の時代であることを感謝することができる』

結論からすると
まず、readが動詞の原形ではないか?と疑い、「but」が副詞であることを見抜き、needが助動詞であることを見抜かなければならなかった。この文が「現在時制の文である」ということから見抜けるはずだ。

という具合になっています。

いかがでしたでしょうか?

・この説明で納得がいかれると思います。こうした学習があなたには「多かれ少なかれ」必要です。文法力を駆使し「なぜその訳例になるか」を踏まえつつ、英文解釈学習を必要があります。こういう学習を精読と言います。

ちなみにこの解説を(1)タイプの人は「うざったく」感じます。こんなの知らなくても意味が分かるからです。はっきり言って(1)タイプの人には「余計」で「不要」です。(1)タイプの人は「こんな解説を聞くと英語が嫌」になります。
ですが、あなたには「不要」ではなく「必要」であるとお感じなりはしないでしょうか?

じゃあどのくらい必要か?(2)から(5)のどのタイプか?
ここへ行って下さい。その結果

センス80→(2)タイプ「文法力が多少は必要な人」

センス60→(2)タイプ「文法力が多少は必要な人」

センス40→(3)タイプ「文法力が普通に必要な人」

センス20→(4)タイプ「文法力が大いに必要な人」

センス0→(5)タイプ「文法マニアになる必要がある人」

となります。(センス100が(1)タイプ「文法力が全く不要な人」になります)

以上が私の見解です。ご参考に。

m(_ _)m

出典:何年か前の「ICU」の入試問題。
なお赤本には「訳例」のみ書いてあり解説はなかった。
受験生ネットで「何故この訳例になるのか?」という投書があり、悩んだ問題。
出典を教えてもらい、本屋に行き、赤本を見て、「続きが現在時制である」ことからやっと判明した問題。

投稿日:

Copyright© 本気で嫌いな英語を何とかする方法 , 2018 All Rights Reserved.