社会人の英語学習について

本サイトは社会人向けのサイトではありません。しかし、社会人の英語学習者からの問い合わせが多くなってきました。このページでそれについて取り上げてみました。

英語学習時の結果や感じ方は人によって異なる

世の中には、いわゆる「英語ができる人」「英語で苦しんでいる社会人英語学習者」がいると思います。両者にはさまざまな面で「大きな違いがある」ように私は感じるのです。

以下のような特徴があるのではないでしょうか?

英語ができる人の多く
英語で苦しんでいる社会人英語学習者
会話でよく使う表現(ユースフル エクスプレッション useful expression)を覚える学習をする。 覚えて、うまく使いこなせるようになった やってみたが、覚えている割には喋れない。もしくは覚えられない
絵本のようなやさしい英語の本から読み、慣れていく学習をする。
実践して英語ができるようになった
実践してみた。⇒途中から意味が分からなくなり、やる気が失せた⇒以降やっていない。本だけが高く積みあがる。もしくは、分からないままがんばっているが、正直内容の意味が分からず不安だ。
英文を書いたり喋ったりするが、先生や友達などに「文法的におかしい」と言われる。でもどこがどうおかしいか分からない。
けれども、間違いはそれほどない。あるいは指摘されてもなんとなく何とかなる
間違いだらけで困る。説明されても説明が分からないので直しようがない。
(TOEIC対策などで)文法の問題集を解くが、書いてある文法の説明がさっぱり分からない。
けれども答えは大体あっている。だから困らない
大体間違っているし、説明も分からなくて困りまくり
「文法やったほうがいいのかなあ」と
あまり思わない。そんなもの知らなくても十分話せる
そう思い、何か(主に文法の参考書)をやる⇒途中で分からなくなり続かない。あるいは分かっていても続かない。

「英語で苦しんでいる社会人英語学習者」のほとんどは、上ののうち最低2つは当てはまると思います。中には全部に当てはまる人もいると思います。

つまり

やることは同じでも、
  ⇒結果は人によって異なる。感じ方も人によって異なる

と思うのです。どうでしょうか?

ところが

多くの人は
「やることが同じなら、結果や感じ方もみな同じになる」と思ってしまう

と思うのです。

それは普通の英語の先生も同じです。普通の英語の先生ならば、上のの内容には「概ねそのとおりだ」と思うと思います。しかし、反面、の内容については「そんな結果になったり、そんなふうに感じたりする人がいるのか?」と思うのではないでしょうか? 中には「になるのは勉強が足りていないだけだ」と思う英語の先生もいると思います。

これは、「英語で苦しんでいる社会人英語学習者」も同じです。

普通の英語の先生や参考書の著者の主張では「←こんな結果になるはずだ」と言われます。

先生著者にそう言われれば、「英語で苦しんでいる社会人英語学習者」も「のようになる」と思っていると思います。どうですか?

しかし「英語で苦しんでいる社会人英語学習者」現実は←こうではありませんか?

「英語で苦しんでいる社会人英語学習者」は別の学習が必要

結果や感じ方は、人それぞれで異なるのが当たり前だと思います。
同じ学習でも、
何人かはたまたま結局⇒「←こうなった」
「別の何人か」は結局⇒「←こうなった
わけです。

そして

たまたま「←こうなった人」のみ、英語ができる人になり
たまたま「←こうなった人」が「英語で苦しんでいる社会人英語学習者」となると思います。

もしあなたが「英語で苦しんでいる社会人英語学習者」であれば、別の学習が必要だと私は思います。このままなら、結果が「←こう」ではなく、「←こう」のようにしかならないのですから。

それはもちろん、英語ができる人の多くには不要です(そんなものがなくても、結果が←こうなるのですから)。
しかし「英語で苦しんでいる社会人英語学習者」の場合は必要だと思うのです。

その「別の学習」とは…

英文法の学習

に他なりません。
私は以下の右のように感じて仕方がありません。

英語で苦しんでいる社会人英語学習者
私の感想
会話でよく使う表現(ユースフル エクスプレッション useful expression)を覚える学習をする。
やってみたが、覚えている割には喋れない。もしくは覚えられない
文法を知ってれば、簡単に応用が利くはずだが、え? 文法学習したことないの?
絵本のようなやさしい英語の本から読み、慣れていく学習をする。
実践してみた。⇒途中から意味が分からなくなり、やる気が失せた⇒以降やっていない。本だけが高く積みあがる。もしくは、分からないままがんばっているが、正直内容の意味が分からず不安だ。
文法を知っていれば、簡単な英文はもちろん、難しい英文だって、たちどころに分かるのに…え? 文法学習をしたことがないの?
英文を書いたり喋ったりするが、先生や友達などに「文法的におかしい」と言われる。でもどこがどうおかしいか分からない。
間違いだらけで困る。説明されても説明が分からないので直しようがない。
文法を知っていれば、すぐに直せるのに…直せないからいつまでも同じ間違いを繰り返しているのでは?
(TOEIC対策などで)文法の問題集を解くが、書いてある文法の説明がさっぱり分からない。
大体間違っているし、説明も分からなくて困りまくり
文法を知っていれば、分からない説明がない。なぜ困るのだろう?
「文法やったほうがいいのかなあ」と
そう思い、何か(主に文法の参考書)をやる⇒途中で分からなくなり続かない。あるいは分かっていても続かない。
というか、やってあるので、無問題
(^^)

以上のように思うのです。

・関連ページ:得意不得意の差の根本(ブログ「苦手なりの受験英語」<スペースアルク>)

最近は、「英語で苦しんでいる社会人英語学習者」も、だいぶこれに気づき始めたように感じます。
文法を学習しよう! と思う人が増えてきているように思います。私は嬉しいです。(^^)

しかし……

「社会人英語学習者」用の「文法を学ぶ場」がない。
「社会人が文法を学ぶための問題集」も少ない。

英会話なら、いくらでも英会話スクールがあります。ですが「英文法スクール」なんて聞いたことがありません。社会人向けに文法を学ぶ教室が世の中にないのです。
したがって、社会人の多くは「独学で英文法を学ぼう」とします。独学だとほとんどの場合「参考書」に頼ることになります。教室はないですが、参考書は世の中にあるわけです。ですが、その参考書は「文法を学ぶため問題集」でしょうか? おそらくあなたが手に取った「文法の参考書」は「問題集」ではないと思います文法を解説しているだけの本、だと思います(これを私は「文法解説書」と呼んでいます)。多くの社会人文法学習者は「文法解説書を読むのが文法の勉強」だと思っているようです。
(ちなみに、社会人ではなく、受験生の場合は逆になります。問題集だけ買って文法解説書を買わない人が多いです。何でなんだろう?)

文法は同じ「問題集」を
何度も解き直さなければ身に付かない

文法解説書」ではないです。「文法問題集」です。多くの社会人文法学習者は「文法解説書」だけ読んで、文法が分かった気になっているだけだと思います。これは文法問題集の問題を解くとすぐに分かります。「文法解説書」を読んで覚えたはずの文法知識が、問題を解くのに全く反映されず、間違いまくるのです。
ちゃんと「問題集を何度も解き直した人だけは知っている」のです。覚えた文法知識はそうは簡単に問題を解くのに反映できないことを…
また「1度間違った問題」は、2度目でも3度目でも間違えるのが当たり前です。そのために何度も「問題集」を解き直すのです。私の場合は4度目、5度目になってやっと反映し、間違いが直り始めたものです。

文法はそうは簡単に身に付くものではないのです。間違えながら、少しずつ、少しずつ覚えていくものなのです。「間違えるには問題集が必要」なのです。ですが、多くの社会人英文法学習者が「文法問題集を手にしていない」のことに私は不安を覚えます。文法は問題集をやらなければ身に付くはずがないのにと、私は不思議に思っています。本を読んだだけで身につくはずはなく、問題を間違えないと覚えないはずだからです。

関連ページ:文法の勉強の仕方(ブログ「苦手なりの受験英語」<スペースアルク>)

文法問題集を解き続けるのは難しい

さりとて「文法を学習する=問題集を黙々と解く」のはとても困難な作業だと思います。以下のような問題があるように思います。

・文法問題集の解説は不十分なもの・分かりにくいもの、が多い。
・問題の解説が良く分からず、自分勝手に「こんな意味だろう」と間違って判断してしまうことがある。
・質問したくても「独学」だと、質問できる先生がいない。
・仮にそばに英語の先生がいたとしても、その英語の先生は文法に詳しくない場合が多い(多くの英語ができる人(=先生)は文法に詳しくない)。
・分からないものを放ったまま進むので、ますます分からなくなる。⇒するとやる気がなくなる

ほとんどの場合、↑このようになってしまうのではないかと思います。

これを回避するにはどうしたらよいと思いますか? 私は「文法に詳しい英語の先生に文法を習うべき」だと思います。
↓もしきちんと文法に詳しい先生に習えば↓こうなると思います。

・文法問題集の解説は不十分なもの・分かりにくいもの、が多い
先生が分かりやすく説明してくれます
・問題の解説が良く分からず、自分勝手に「こんな意味だろう」と間違って判断してしまうことがある。
先生が正しい意味を教えてくれます。
・質問したくても「独学」だと、質問できる先生がいない。
先生が答えてくれます。
・仮にそばに英語の先生がいたとしても、その英語の先生は文法に詳しくない場合が多い(多くの英語ができる人(=先生)は文法に詳しくない)。
その先生は文法に詳しいので問題がありません。
・分からないものを放ったまま進むので、ますます分からなくなる。⇒するとやる気がなくなる
分からないところは先生が放っておきません。またやる気が薄くなった場合、先生が発破をかけることになります。

文法学習は簡単なことではないのです。内容的に難しく、精神的にもつらいのです。だから「先生に習ってしまう」とものすごく楽だと思います。

ちなみに…「英語が苦手な受験生」で、「塾などに通わず、参考書だけで文法学習を終えた(問題集を何度も解きなおした)という」は1例もないはずです。みな塾や予備校に通って身につけた人ばかりなはずです。

もちろん、私もその1人です。浪人時代にテキスト(問題集)を予習し、予備校で講義を受けて間違いを直す、、、、という作業を地道に続け、さらに夏休みに何回も解き直して、やっと文法が身に付いたのです。

だから、私は「英語が苦手な受験生以外は英語を教えたくない」という意識逆らってここで社会人コース(主に文法を学ぶコース)を新たに設立しました。世の中に「社会人向けに英文法を学習する教室がない」ためです。私の教室では、(過去の例ですと)週1回の授業でおよそ4ヶ月で、(大変な)文法学習が1通り終えられました。4ヶ月で、文法に関して何の疑問点がない状態になれるのです。

それにしても…

ああ、あの人も、文法を知ってれば伸び率は段違いなのに、、、

と思う人ばかり、私は毎日、掲示板などで見かけます。

m(_ _)m

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