さて、翻って考えて欲しいことがあります。
実はですね
ここのラストを見てもらいたいのです。
「数学の問題は解けないけれど、数学って楽しい~大好き♪」という人はいるだろうか?
じゃあ
「英語って読めないし、意味が分からないけど、英語って楽しい~大好き♪」という人はいるでしょうか?
これがこのシリーズのテーマだったのです。
つまり、<世の中にはある英語を好きにする意見>
・「英語を好きになりましょう」
・「ちょっとやればできる」
・「楽しげなものを教材にする」
これが通用するのは「英語がある程度読める」のが前提なんです。
単語も分からない。わかっても文全体の意味が分からない。特に長い文だとチンプンカンプン。
これで好きになれる人がいるほうがおかしいと思いませんか?
つまり「わかる」が前提にないと好きにはなれっこないと思うのです。
実は苦手な人は「分からない」から苦手のまま、得意になれず、したがって好きになることは難しいのだと思います。
次からは「分かる」ってなんだ?というシリーズをお届けします。
お楽しみに。
水曜更新予定です。
シリーズ「英語が苦手な人の分かる分からないについて」の
第1回はこちら