シリーズとシリーズの間は雑談である。
今日の話は、今現在、私が「インターネット授業」で教えているある生徒の話である。
彼女は、私の生徒にはめずらしく、「英語好き」な人である。普通、私の授業を受けよう、と思う受験生は、「英語嫌い」が多い。でも彼女は例外だった。確かに彼女は英語好きだが、それ以上に「オタ趣味」だったw。知っての通り、私はヘビーなオタなので、趣味があった。毎回漫才のような授業をしている。^^;
彼女の志望校は医学部である。なのになぜか「数学が苦手!」「化学が苦手」である。ただ医学部志望なので、数学も化学も奮闘中である。
彼女は(典型的な)「高校で英語ができなくなってきた人」であった。中学では「カン」で英語できていた。だから英語が楽で好きだった。しかし、高校では上手く行かなくなった。高校で徐々に「カン」では意味が分からなくなり、点数も取れなくなってきた。見かねたお母さんが私のところに連絡をしてきた、という人であった。
何度も言っているがこういう人は
「文法が必要! なのに 文法が嫌い!」
という人である。彼女も例外ではなかった。
高2の終わりから文法をやってもらった。夏休みにようやく「文法の復習」まで終わらせることができた! 彼女にとっては嫌な作業だったろうな。でも終わった。彼女はとても頑張ったと思う。文法の問題を解かせると、いやいやながらも、かなり高い正答率を叩き出せるようになった! ホント! スゲーぜっ! ^^♪ 彼女もだいぶ文法に自信がついてきたようだ^^。
さて、ここで皆さんにひとつクイズ!!
私が、今の彼女に「口すっぱく言っている注意」がある。それは何か?
わかるかな? Ψ(`∀´)Ψ
正解は…
数学をやりなさい!!!\(`へ´ )/=3
である。
受験英語というのは「大学合格」が目的なのだ。大学に合格しなければたとえ英語が満点であっても、受験英語的には「失敗」である。逆に「大学に合格した」のであれば、たとえ英語が0点であっても、受験英語的には「大成功!」である。
彼女の場合、理数系が苦手なのだ。理系なのに。
だから、私は彼女に毎授業「数学は大丈夫か? 数学をやれ!」とささやいている。
合格しなければ意味が無い。
もしあなたが受験生で、数学が得意で英語が不得意な人ならば→私は「英語を頑張りなさい」と言う。
もしあなたが受験生で、英語が得意で数学が不得意な人ならば→私は「数学を頑張りなさい」と言う(数学が試験科目であれば)。
得意科目を生かすも殺すも、「不得意科目の結果次第」なのだ!
合格しなければ、意味がないのが「大学受験」なのである。
得意科目だけやっても合格しないのが「大学受験」なのだ!
明日はいつもの文法放送。新シリーズは来週の月曜日から始めます。お楽しみに!