センター対策の第3部「各大問の傾向と対策」の1回目です。
本日は【第1問】。
↑この画像をクリックしてしてください。「第1問の詳細データ」があります。ご参照の上、ご覧ください。
【傾向分析】
あ.アクセント強勢問題
い.発音問題
う.単語強勢問題
え.単語強勢からの意図問題
の4種がある。この出方を分析してみる。
あ.アクセント強勢問題…毎年出ている。出なかった年がない。
い.発音問題…毎年ではないが、07年以降は出ている。
う.単語強勢問題…センターの特徴的な問題であったが、07年以降は出ていない。
え.単語強勢からの意図問題…07年以降は出ている
★07年以降というのは、1つのポイントである。
理由:センター試験に「リスニング」が加わった
その所為でセンター全体の傾向が変わった
【予想】
09年度は、
あ.アクセント強勢問題 2or3問程度
い.発音問題 2or3問程度
え.単語強勢からの意図問題 3問程度
この3種が出題されると思われる。
理由は07年度からの大掛かりな傾向の変化である。
実は、07年度は当初「この種の発音問題そのものがなくなるかもしれない」という予想があった。
センター試験に「リスニング」が加わったので、発音はそこに関係すると考えられたためである。
しかし、実際は、「この種の発音問題」ではなく「会話文+ビジュアル問題」が筆記テストから消えた。
【対策】
あ.アクセント強勢問題
([い.発音問題発音]とあわせて)専門の参考書などで、びっちり訓練する。
自分が使っている単語帳の単語をある程度以上覚えきった後にやると良いかもしれない。
知っている単語のアクセントを覚えることになるからだ。
学習はおそらく20日程度かかるはずである。逆に言えば20日で住むような学習である。
最悪、正月早々からセンターの日まで。
標準としては、冬期講習が始まると「同時」に、発音・アクセントも学習する。
他の勉強をしながら少しずつ覚える。
い.発音問題発音
([あ.アクセント強勢問題]とあわせて)専門の参考書などで、びっちり訓練する。
自分が使っている単語帳の単語をある程度以上覚えきった後にやると良いかもしれない。
知っている単語のアクセントを覚えることになるからだ。
学習はおそらく20日程度かかるはずである。逆に言えば20日で住むような学習である。
最悪、正月早々からセンターの日まで。
標準としては、冬期講習が始まると「同時」に、発音・アクセントも学習する。
他の勉強をしながら少しずつ覚える。
(iKnow! の私の発音関係のリストも役に立つかもしれない<2番目以降にあります。>)
う.単語強勢問題
時間があればやって欲しい学習である。しかし「出ない」と見て、やらない選択肢もある。
私なら1回はやっておく。万一出題された場合、手がかりになるからだ。
単語強勢問題はこれまでセンター特有の難問で、対策も大変だった。
もし学習したい場合、
センター試験英語「発音・アクセント・文強勢・会話・リスニング」の点数が面白いほどとれる本
を薦める(この本は上の、あ・い、そして第2問の会話とリスニングにも対応している)
え.単語強勢からの意図問題
[う.単語強勢問題]の代わりに、この[え.単語強勢からの意図問題]になったと考えるべきであろう。
現在、これに対応する参考書はないと思われる。
しかし[う.単語強勢問題]に比べれば、はるかにやさしい問題である。
問題文と選択肢をきれいに和訳してみよう。そうすれば、何について言っているか、明らかなはずである。
つまり、この問題の対策は「正しい英文解釈の訓練」なのである。
ここは、普段の英文解釈力で解ける場所。それほど工夫はいらない。
逆にここで点数を失ってはならない!
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この続き(第2問について)は木曜日です。
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