苦手なりの受験英語(アルク版)

日本人は文法に詳しくないから英語が喋れない(7)

 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 合間が開いてしまって申し訳ありません。今までで、こういう話をしました
・日本人の20人に1人は英語の才能があり、彼らは、例文を覚える能力に長けている。英文に慣れようとする。こういう人には文法知識が要らない。
・現在の日本は↑こういう人ばかりが主に英語が喋れるようになる。英語の先生になる人も主にこういう人ばかり。

 今回はの話をします。
 私は「語学の才能が皆無であること」に自信があります。

・英単語1つ覚えるのに、誰よりも時間がかかります。
・たった3語の英文だって覚えるのが困難です。

 つまり「私は語学の才能がある人の全く逆」です。

 そんなアンポンタンな私がまがりなりにもこうやって英語の先生ヅラしてられるのはなぜか?
一言で済みます

 英文法だけは覚えていて、使いこなせるから。

 どんな英文でも、文法知識であ〜ら不思議。私は単語さえ分かればほぼ誤訳しません。さっさか、ぱっぱか意味が取れます。私が誇れるのは「文法だけ」です。それだけで英語の先生やっています。

 私は文法で英文を解説するのが得意です。あちこちで何度も出している例で恐縮ですが
例えば↓こんな英文だって、たちどころに「どうしてこんな意味になるのか」が分かるし、それを説明できます。

  One need but read the depressing accounts of how people lived in London and other large British cities early in the 20th century to be grateful that the good old days are past.

 文法を知らない人の90%は↑これを誤訳すると思います。

 この例は、私のwebサイトで「あなたに文法が必要かどうかを測るために作られているページ」にある例文です。「俺に文法なんか要らないぜ〜〜」とおっしゃる方。辞書はいくらでも使っていいのでぜひ訳例を作って下さい。解説は↑このリンク先の先のどこかにあります。ぜひチャレンジして下さい。

 文法をちゃんと知っていて「使える」人は、ちゃんとこの英文の意味が出せるのです

今回は、この英文にチャレンジして欲しいのでここまでにします。

今週の金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。

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