苦手なりの受験英語(アルク版)

自動詞・他動詞の知識の効用(5)

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まずは自動詞と他動詞をしっかり覚えましょう…という話の続きです。

今回も初歩の段階で間違いやすいポイントを抑えます。

【確認問題】
次の英文のうち正しいものをあるだけ選びましょう。

(9)I go.
(10)I go to.
(11)I reached.
(12)I arrived.
(13)Ken killed Emi.
(14)Ken killed.
(15)Ken waited Emi.
(16)Ken waited.

では[解答/解説]

(9)I go.
(10)I go to.
go は辞書を引けばわかります。動詞です。意味は「行く」です。目的語を取らない。したがって
 ○ (9)I go. …(私は行く)で正しい。
しかし、go の後に to をつけてしまったら、その後ろに「目的語となる名詞」が必要。to で終わってしまっている英文はおかしい。したがって
 × (10)I go to.
 となる。

(11)I reached.
(12)I arrived.
reach は辞書を引けばわかります。動詞です。意味は「〜に着く」です。目的語を取らなければならない。しかし目的語がない。したがって
 ×(11)I reached.
 となる。
arrive は辞書を引けばわかります。動詞です。意味は「着く」です。目的語は取らない。したがって
 ○ (12)I arrived. …(私は着いた)で正しい。

(13)Ken killed Emi.
(14)Ken killed.
kill は辞書を引けばわかります。動詞です。意味は「〜を殺す」です。直後に目的語を取らなければならない。直後に目的語がなかったら間違い。
したがって
 ○(13)Ken killed Emi. …(ケンは恵美を殺した)で正しい。
 ×(14)Ken killed.

(15)Ken waited Emi.
(16)Ken waited.
wait は辞書を引けばわかります。動詞です。意味は「待つ」です。直後に目的語を取れない。直後に目的語があったら間違い。
したがって
 ×(15)Ken waited Emi.
 ○(16)Ken waited. …(ケンは待っていた)で正しい。
 ちなみに「ケンは恵美を待っていた」という意味の英文を作る場合は
  Ken waited for Emi. となる。(wait for 〜 で「〜を待つ」というイディオムとして覚えることになります)

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 できましたでしょうか? 前回同様、これも基本的な表現だと思います。でも使い分けを難しく感じないでしょうか? 自動詞と他動詞の役割を覚えて、同様のパターンで「正しく」英語を使えるようになりましょう。

 次回からは、別角度で「自動詞・他動詞」の知識で、英文を正しく読んだり、正しい英文を使い分けたりする練習をします。
 金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。

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