苦手なりの受験英語(アルク版)

苦手な人に薦める参考書(5)

はい。どうもご無沙汰です。
無事、手術より戻ってまいりました。でもまだ鼻から血が、、、、トホホ…w

では、続きを行きましょう。今回は、英文読解編です。

基準
文法の説明が詳しいこと
長文であること

「文法の説明が詳しいこと」←こちらは言わずもがなとします。
問題は「長文であること」←こちらのほう。
せいぜい「5、6行ぐらい」の英文解釈をさせるような参考書が世の中にはあります。
その中には、明らかに初学者向けで、良かろう、と私が思うものもあります。
でも、私はあまりそれを好ましくは思わないのです。
なぜなら、<<現在の受験英語は「5、6行ぐらい」の英文解釈をさせる問題が、ほとんど出題されない>>からです。

「苦手な人は5、6行ぐらいの英文でもアップアップ」なのですが、実際受験で出題されるのは、20〜30行ぐらいの英文かそれ以上長い英文なんです。
だから私は「苦手な人でも20〜30行ぐらいの英文解釈に慣れなければならない」と思っているのです。

大学入試—瀬下英語入門講義の実況中継)<画像は上のみ>
瀬下 譲 著 (語学春秋社)
(上巻データ)
ISBN-10: 4875682565
ISBN-13: 978-4875682561
1050円

(下巻データ)
ISBN-10: 4875682573
ISBN-13: 978-4875682578
1260円

丁寧で詳しい説明が良い。
苦手な人は英文の和訳例を必ず書かなくてはならない」という主張も良い。
苦手な人は、このくらいゆっくり英文の和訳制作をして欲しいと思う。

"毎年出る"頻出英語長文-改訂版
松村 洋著(日栄社)
ISBN-10: 4816801804
ISBN-13: 978-4816801808
893円

全ての英文に説明が書かれている。
文法に則る詳しい説明がされている。
約30もの長文が収録されている。「長文読解量を増やすのにもってこいの本」である。
終わりの方に進めば進むほど難易度が上がってくる。
苦手な人のみならず、中級者にも使える。(ちなみに初級者は最初のほうでも難しく感じ中級者以上は最初のほうはやさしく感じるが途中から難しく思うようだ)
なお、「頻出 やさしめ英語長文」という同社のシリーズ本があるが、こちらは私のお勧めにはならない。やさしすぎて大学受験レベルとは思えないからだ。短大や英語がやさしい大学受験生には良いかもしれないが、、、私にはやさしすぎて身にならなく感じてしまうのである。

明日はいつもの文法授業。この続きは月曜日です。(たぶん総括になると思います)

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