苦手なりの受験英語(アルク版)

英文法の単元別 特徴・注意点(14)

単元名 【強調・倒置・省略】

【特徴】
大体最後に習う最終関門

例題
Naoko rarely talks to anyone. (直子はめったに誰とも話さない)
 この英文を Rarely を文頭にして書き換えなさい。

誤答例
 Rarely Naoko talks to anyone.
正解
 Rarely does Naoko talk to anyone.

解説
 rarely は「めったに〜ない」という意味の副詞で「否定的な意味(〜ない)」がある。こういう部分が文頭に飛び出る形を「否定倒置」という。否定倒置が起こった場合、単に語順を変えるだけではすまない場合が多い。この場合 talks が does と talk に分割され、does が前に飛び出る。

【注意点】
・最後の難関。最も難しいのは上の例で上げた「否定倒置」であろう。なお上で説明した内容は不十分である。どこかでしっかり正確なルールを把握して欲しい。
・強調・倒置・省略のなかで、おそらく一番難しいのは倒置である。倒置された英文の意味を把握するのが難しい。

【参考ページ】
私からはない。

以上で「英文法の単元別 特徴・注意点」シリーズはおしまいです。
来週は1度雑談を入れます。
新しいシリーズは再来週の月曜日から始めます。

 金曜日はいつもの文法放送です。

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