今回は「修飾する」という言葉の説明しましょう。
既に何回も出てきてますが、よく考えたら「この『修飾する』って言葉は、意味が分かりづらいかも」と思いました。
なので、ここで、紹介します。もっとも、以前の説明と内容がほとんど重複しています。ご容赦ください。m(_ _)m
「修飾する」はたまに「かかる」という言い方もされます。
ますは定義を確認しましょう。修飾するとはどういう意味なのかを確認しましょう。
修飾するとは
⇒文中のある語(句)が、別の単語の意味を「詳しく説明する」こと
です。
これは、最初は「日本語」で考えたほうがいいと思います。
英語のみならず、日本語も「修飾する」単語がいくらでもあります。
例えば
「美しい花」
という言葉あります。
「花」だけではなく、「美しい ⇒ 花」という具合です。
「美しい」が「花」の手前にありますね。
これは「美しい」という単語が ⇒ 「花」という単語を詳しく説明しているのです。
こういう場合、
「美しい」は「花」を修飾している
という具合に表現します。
ここまで良いですか?
では
「速く走る」
という場合はどうなるでしょうか?
「走る」だけではなく、「速く ⇒ 走る」という具合です。
「速く」が「走る」の手前にありますね。
これは「速く」という単語が ⇒ 「走る」という単語を詳しく説明しているのです。
こういう場合、
「速く」は「走る」を修飾している
という具合に表現します。
ここまでよろしいでしょうか?
では、今やった「日本語」を「英語」にしてみます。
「美しい花」 … beautiful flower
「速く走る」 … run fast
となります。↑こちらはよろしいでしょうか
今度は、英語をにらめっこしてください。
beautiful flower の場合、
「flower」だけではなく、「beautiful flower」という具合です。
「beautiful」が「flower」の手前にありますね。
これは「beautiful」という単語が ⇒ 「flower」という単語を詳しく説明しているのです。
こういう場合、
「beautiful」は「flower」を修飾している
という具合に表現します。
ここまで良いですか?
では
「run fast」
という場合はどうなるでしょうか?
「run」だけではなく、「fast ⇒ run」という具合です。
「fast」が「run」の後ろにありますね。
これは「fast」という単語が ⇒ 「run」という単語を詳しく説明しているのです。
こういう場合、
「fast」は「run」を修飾している
という具合に表現します。
という具合に、日本語でも、英語でも、「修飾する」という使い方があります。
そして!
実は、もう既に1度やったことですが
「名詞を修飾する品詞」が ⇒ 形容詞
「名詞以外を修飾する品詞」が ⇒ 副詞
というわけです。(形容詞と副詞の詳しい説明はそれぞれのリンクをたどってください)
以上の内容について、お分かりいただけましたでしょうか?
以上が「修飾する」という言葉に関する基礎知識です。
実は実は!
「修飾する」という言葉の説明には、さらに別の説明を加えたい! と私は思っています。
それは、言ってみれば、「修飾する」に関する「応用知識」…ですね。
でもそれは、3,4回先の回で説明します。それまでお待ちください。お楽しみに。
(「修飾する」の説明の続き(「修飾する part2」)ができました! ですが、できればまだここは読まずに↓このまま「順番どおり」次回の方をお読みください。そのほうが、part2の内容がよくわかると思います。)
次回は木曜日の更新です。