苦手なりの受験英語(アルク版)

○○動詞のまとめ(7)

「○○動詞」と呼ばれるもの説明シリーズ。

11・授与動詞
 定義:第4文型の動詞のこと。目的語を2つ要求する。

説明
 他動詞は、第3文型、第4文型・第5文型 の3つがある。このうち第4文型の動詞を授与動詞と呼ぶことがある。
 多くは
  主語+動詞+
 の構造を取り、「〜する」という意味を構成する。

例文
 I gave him some money.(私は彼にいくらかお金をあげた)
      人    物
  (彼) (いくらかのお金)あげたとなっている。
 こういう場合の gave(原形は give)を授与動詞と呼ぶことがある

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12・代動詞
 定義:直前に言った一般動詞を do や does や did で置き換えて言う場合の do や does や did のこと。

説明
例えば
 In August it rains more in Kyushu than it rains in Hokkaido.
 (8月には北海道よりも九州のほうが雨が多く降る)
という文を考える。rains が2つ出ている。こういう場合、通常は後で出てくる rains を代動詞で置き換える。つまりこの場合ならば、三単現なので does で置き換えて

 In August it rains more in Kyushu than it does in Hokkaido.

と使うのが普通である。こういう場合の does を代動詞と言う。

 金曜日は文法放送。次回でこのシリーズは終わります。この続きは来週の月曜日です。

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