苦手なりの受験英語(アルク版)

センター試験直前対策2008(5)

ではレギュラーの話に戻りますが、
こちらの第2問A対策ゲームを活用されていらっしゃいますか?
ぜひご活用ください。

今日は第4問の対策の話です。
書きたいことは2つ。

1・最初の設問はわりと素直。
2・最後の設問に行くにしたがって引っ掛けが多い。

特に昨年はこの傾向が強かったです。

1・最初の設問はわりと素直。
昨年から新傾向ですが、昨年の問題
・A問題の問1は、本文の最初の5行だけちゃんと読めれば解けます
・B問題の問1は、設問の「online」という単語に注目すれば、チラシから該当の部分を見つけるだけで解けてしまいます
おそらく、今年の問題も同タイプの出題方法なのではないかと思います
だからA・Bそれぞれの問1は狙い目です。

2・最後の設問に行くにしたがって引っ掛けが多い。
例えば、B問題の最後の設問(問2)は、苦手な人は引っかかりやすいです。
選択肢に「bus」という単語が含まれているものがあります。bus という単語くらいは、苦手な人でも意味が分かるのです。そしてチラシを見ると「bus」と書いてある場所がいくつもある。なのでそれを見て「busって書いてあるこの選択肢が正解かな?」と苦手な人は思いやすいのです。
しかしその選択肢は間違い。明らかな引っ掛けの選択肢。
別の選択肢を検討しましょう。
ある選択肢には participents という(苦手な人にとっては)やや難しい単語があります。「参加者」という意味ですが、これを言い換えた「people」という言葉はわずかに1カ所。
しかも、すごく分かりづらいところにある。おまけに選択肢が巧妙に言い換えになっている。これが正解の選択肢なのです。
「言い換え」はセンターの常套手段ですが、英語が苦手な人は「言い換え」が見抜くのが大変なのです。読解力も語彙数も少ないですから。
ですが、ここで1つ考えられることがあります。
苦手な人は「言いかえを見抜く」のは大変ですが、「引っ掛け」は見抜けるのではないでしょうか
チラシには bus なんて分かりやすい単語がたくさんちりばめられているので、これが書いてある選択肢は引っ掛けである可能性が高いのです。

以上のような点に留意して、「苦手な人でもなんとか第4問で稼げれば良いなあ」と私は思っています。

次回は第5問について触れます。木曜日の更新予定です。

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