苦手なりの受験英語(アルク版)

センター試験直前対策2008(8)

さて、センター試験直前対策2008の最終回です。
(正直、今回はお叱り・非難など覚悟の上で書いています。)

いつもそのつもりですが、今回は特に
・偏差値30台、40台の人
・センター英語試験問題をまともにやったら、30%も取れない人
・それでも、50%〜60%の得点を英語で獲得しなければならない人
限定
の情報です。私も現役時代はそうだったからなあ〜

もしあなたもかつての私のように「どうやっても、50〜60%なんて不可能だ!」となかばあきらめている人であれば、
以下の方法を使ってみて! と思っています。
(私は本当はこの方法が嫌いなのですが、できそうなので紹介します)

4つの選択肢の中で1つを選ぶ問題がありますよね。
それを
「あなたが、『訳せ!』と先生やなんかに授業で指されたとき、最も訳したくない選択肢」
「特に意味が絶対分かりそうにない英単語を含んでいる選択肢」
という基準で、選んでください。

例、
↓どれが、もっとも自分が訳したくない英文・「訳せ」と言われて当てられたら嫌な文・特にあきらかに意味がわかんなそうな難しそうな単語が混じっている英文?

1、After hiking, there is time to stop in Ambo.
2、Two or more participants are required for the tour to be conducted.
3、You need to take your bus fare with you on the tour.
4、You need only light clothes for the tour.

英語なんかわかんなくていい。
「訳せ!」って英語の授業で当てられて「もっとも嫌なものを1つ」選んでくださいな。

この問題の正解は2です。

今年の問題が、昨年度(2007年)と同じ形式と仮定した場合
この方法が通用しそうな問題一覧(下記以外は通用しない)
-----------------------------------------------------------
・第3問B(会話)で、選択肢の英文が2行以上にまたがっている長い英文の設問(去年なら問題番号33)。
・第3問C(長文)の全て(去年の問題なら34、35、36)

・第4問A 問2、問3(初めのほうの設問(問1)ではなく、後ろの方の設問でこの方法が有効)
・第4問B 問2(初めのほうの設問(問1)ではなく、後ろの方の設問でこの方法が有効)

・第5問AB(共通) イラスト問題以外

・第6問 問3以降 (初めのほうの設問(問1・問2)よりも、後ろの方の設問でこの方法が有効)

-----------------------------------------------------------
試しに昨年の問題で、上記の部分を解いて、いや、「選んで」ください
少なくとも50%、上手くいけば60%は正解の選択肢を選ぶはずです。
元々は4択(25%)だから、かなりの高確率になると思います。

上記の問いの配点は、第1問、第2問よりも高いですから、実際はもっと得点を獲得できます。
これらだけで52、53点は稼げるのではないかと思います。

注意この方法が通用するとしたら、おそらく今年しか通用しない。
    :センターしか絶対に通用しない。(センターの傾向から導き出した裏技だから)
    :今年の問題で通用しなかったとしても、筆者は責任を負わない(あくまで提案。採用するか否かはあなたが決める)。

第1問、第2問をできるだけ時間をかけて上手く解いて、
第3問以降、上記以外の部分をゆっくり考えて、上手く解いて
第3問以降、上記の部分はこの方法で選ぶと…

全体で50%〜60%得点を獲得できるのではないかと思います。
逆に言えば、上記以外は自力で正答率良く解かないと、全体で50%〜60%は厳しいですぞ!

以上が、私が偏差値30台・40台の人に向ける、センターの最終手段でした。

偏差値が50以上の人はこんなことしちゃ駄目ですよ。\(`0´ )/=3
これらは、「にっちもさっちも行かない人」用の非常手段ですから。

ではでは、いよいよ今年もセンター試験が始まります。
がんばってくださいね〜〜(^^)♪

明日はいつもの文法放送です。月曜日はセンターの講評。木曜日は雑談。新しいシリーズは再来週の月曜日から始めます。

一応「タグ(センター試験直前対策2008)」としての最終回は、センター2008年度の講評ページです。

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