苦手なりの受験英語(アルク版)

タイプ別・入試までの受験生の生活(英語編)(8)

各タイプの性格についてはこちらを参照してください。

【時期:夏休み前半】

(1)のほほん学力少型
塾にとりあえず行ってみる。「ほうほう。学校よりは分かるなあ。なんか面白いかも」…と最初は思える。2、3日後はもうわけが分からない。聞き流して終わり。単語熟語も覚えようとする人はするが、せいぜい1週間ぐらい。「まあいいや。夏休みの後半がんばろう」と思う。

(2)対策考え型
塾には行く。「学校よりは分かるなあ。なんか面白いかも」…と最初は思える。がんばってついていこうとはする。しかし最後のほうはだれる。聞き流して終わり。単語熟語も覚えようとする人はするが予定通りには行かない。大幅に少なく覚える。「まあいいや。夏休みの後半がんばろう」と思う。

(3)静かにノルマ型
けっこう頑張る。塾には通う。予習してあるのでなんとかついていけるけど、さらに難しくなったな…と感じる。予定していたほど単語や熟語が覚えられてないが許容範囲。予定通り行っていないので不安が残る。

(4)ガリ勉型
ギアが1段階上がる。塾には通う。予定通りを黙々とこなす。難しくなったカリキュラムを黙々と進める。単語熟語も概ね予定通り覚える。確かに難しくなり面食らうが、とにかく頑張る。

(5)のほほん学力高型
塾には通う。難易度は上がったけれども、さほど問題なく、ひょいひょい学習を進める。予定通りの単語熟語数を覚える。このタイプの場合は、英語以外の別の苦手科目を夏休みにがんばっている。

全タイプに共通して「夏休みにがんばろう」とします。しかし(1)のほほん学力少型・(2)対策考え型は意気込みだけです。 彼・彼女らは夏休みの後半でさらにおもしろいこと(ひどいこと?)になります。

次回にご期待ください。

明日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。

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