苦手なりの受験英語(アルク版)

マウスバードの英語教育の見解(4)

「英語は言葉なんだから普通できる」と言うべきか

私の見解
「英語は普通できない」と言うべきである。

 一昔前のどっかのテレビCMで、「英語なんか、言葉なんだから普通できる」と言っていた。私は唖然とした。

私はこう思った。
「もしそれが正しいなら⇒日本中のそこらここらで普通に英語が話されているはずではないか」

英語が話せない人の方が圧倒的多数のはずだ。なのになぜこの人は「英語なんか、言葉なんだから普通できると言い切ることができるのか? 私はとても不思議だった。

色々調べた結果分かったことがある。

・この人にとって、英語は普通にやってたら出来た。(足が速い人と同じ。足が速い人は別に気にしないまま足が速い)
・この人は数学が苦手だった。

この人に限らず、「英語なんか、言葉なんだから(人間なら)普通できる」と言っている英語の先生は多かろう。そういうふうに声高に主張する人達ほど、数学が苦手ななのではないかと私は考えている。

だから私は彼らに向かって↓こう言う。

数学なんか、数を数えることなんだから(人間なら)普通できる」

どうだろう? 納得するか?
彼らは絶対に納得しないはずである。

しかし「同じこと」を彼らは堂々と主張しているのだ。私が知る限り、このような「独りよがりな主張」を、教室はもちろん、テレビでも堂々と主張している「人種」は英語教師だけである。自分が基準で自分に合致しないものを「普通でない」と決めつけていると私には思える。違うであろうか?

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金曜日はいつもの文法放送。この続きは次の月曜日です。

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