苦手なりの受験英語(アルク版)

不定詞の謎に迫る!(1)

今回から新シリーズです。今回のテーマは「不定詞」です。

関係詞の基礎仮定法の基礎、とやってきた文法解説シリーズですね。今回は不定詞の基礎をやります。不定詞は、ある部分が、関係詞と似ています。それは

不定詞関係詞も、得意な人にとってはものすごく簡単だが、苦手な人にとってものすごく難しい

という点です。
以前、smart.fmで「不定詞の問題」を出したら、皆さん、簡単に解くは! 解くは!
このとき投稿してくださった方は概ね得意な方ばかりでした。中級ぐらいの方も多かったですが、皆さん、概ね正解を連発していました。私にはこれがでした。私が高校生の頃に同じ不定詞の問題を出題されたら、全問不正解を出す自信があったからです。つまり、不定詞も得意、不得意を分ける場所と言えると思います。

普通の英語の先生なら、不定詞のある英文に出くわしても「これくらい分かるよね」という感じでろくに説明もしないでしょう。不定詞の説明をすっ飛ばし、先へ先へと進むと思います。しかし、苦手な人にとって不定詞は「さっぱり分からないもの」です。でも授業では、不定詞の説明をすっ飛ばされ、分からないまま授業が進むのです。こうして不定詞の所為でもまた、得意な人との差が開くわけです。

今回はこの差を埋めるためのシリーズにします。次回は木曜日です。木曜日は不定詞に関する四方山(よもやま)話的な内容から始まります。お楽しみに。

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