苦手なりの受験英語(アルク版)

受験と単語帳と覚え方(21)

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
m(_ _)m


※画像はコミケでの販売シーンです。おかげさまで、「マンガで覚える英文法」の新刊はそこそこ売れました。ありがとうございました!
m(_ _)m

さて、シリーズが年末年始で間があいてしまいました。

なので、ちょっとまとめましょう。
「単語帳には大きく分けて2種類ある」
・ターゲット式(1語1語形式)
・文脈or例文式

英語が得意な方は「文脈or例文式」を薦める人が多い一方、私のようなアンポンタンはそれが良くは思えない

理由……得意な人は例文を覚えるほうが楽だが、私のようなアンポンタンは1語1語覚えるほうが楽であるから。

だからといって、私のようなアンポンタンが1語1語覚える速度は、得意な人が1語1語覚えるよりもはるかに遅い例文だったらもっと遅い。いや、遅いどころか「覚えられない」。私のようなアンポンタンは1語1語のほうがまだマシであるというレベルに過ぎない、ということ。(だから私は、自分にとって最も覚えやすい覚え方(語呂合わせなど)をあみだした)
 
…ということが、得意な人には理解できない。自分にとっては逆だから。

得意な人は「英語を学ぶ人は全員、文脈or例文のほうが覚えやすいし役に立つ」と確信している、

という誤信をしていることが多い

 
その結果、得意な人ほど覚えやすい「例文or文脈」で覚えるようにと、教師が強要する場合がある。
すると……元々それにあった人(多くは英語が最初から得意な人)はどんどん覚えて成績も上がる。一方それに合わない人(多くは英語が元々苦手な人)はますます覚えられず、周りが成績を上げる分だけ、自分は成績が下がる

   
以上ですね。

 

さて、ここまでご覧になっていかがでしょうか?

1番問題点になっている部分を考えたいと思います。

  

こうだと思うのです↓
  

「私が単語を覚えるに当たり最も効率が良かった方法は、

英語を学ぶ人に全員に当てはまるに違いない。

みんな私と同じ方法でやるべきだ! お前がやっている方法より私がやった方法のほうが良い!

私の方法が万人にとって最適だ!」

 

……と考えてしまうことだと思うのです。

   
…とまあ結論めいたことを今日は書いて、具体的な説明は金曜日以後に続けます。

 今年も宜しくお願いいたします。m(_ _)m

-苦手なりの受験英語(アルク版)
-