苦手なりの受験英語(アルク版)

夏休みを振り返り上手く行かなかった人たちへ(3)

では続き。
そろそろぼちぼち考えなければならないことがあります。というか普通はもうとっくに考えていないといけないんですけどね。それは

9月〜12月の勉強計画です。

できる人に言わせれば「あったりめーじゃん」という感想になるか、「そんなんとっくに決まっているでしょ?」という感想になるでしょう。「塾(予備校)のスケージュールに則るだけ」という人も大勢いるでしょう。

ちなみに「英語ができない人にとって」、9〜12月の段階のもっとも理想的な状態は「塾(予備校)のスケージュールに則るだけ」という状況です。予習して復習して、はい、おしまい。実に簡単。「英語ができない人はこういう状態でなければ普通は成績が伸びません

理由
英語が苦手な人は、最初から得意な人と違い、短期間では絶対に成績は伸びないから。
 (→長期的な戦略プランが必要・短期間でやろうとするから成績が上がらない)
 (上手く行った例・絶対に長期間になる)
 
 
英語が苦手な人が、塾や予備校の先生抜きで(つまり独学で)、得意になった例は、長い大学受験の歴史で一つもないから。(必ず先生が必要
 (参考:先生の必要性と自分のペース

つまり、今の段階で「夏休みも上手く行かなかった〜〜」という英語が苦手な人は
 ●9月〜12月の戦略を立てる
 ●塾に行くなど、とにかく「先生」が必要
ということです。

手っ取り早いのは「ちゃんと苦手な人向けの戦略も立ててくれる先生」を見つけてその人に習うことです。(私のような先生です) そうすればいっぺんで済んでしまいます。

でも1つだけ書かせてください。どんなすばらしい先生でも絶対にできないことがあります。
それは、生徒に単語熟語を覚えこませることです。こればかりは自分でやるしかありません。
だから、残り少ない夏休みは、今できる範囲で単語熟語を覚えなさい、と私は言っているわけです。

よろしいでしょうか?

明日はいつもの文法放送です。この続きは月曜日です。月曜日がこのシリーズの最終回になります。内容は「9月〜12月のありがちな失敗例」です。Ψ(`∀´)Ψ お楽しみに!

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