苦手なりの受験英語(アルク版)

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(2)

では、嫌いな人限定:英語上達変遷マップの具体的な話をしましょう。

【第1段階】
重い腰を上げてすぐに成績が上がりそうな楽な英語の参考書を探し
無駄だと気づき、
学校の成績を上げることを考えはじめる

英語が嫌いで苦手な人は「いい加減やべえなあ…」と思い始めたとき、最初に取る行動は、まず「いい参考書探し」に走ります。しかも恐ろしく「都合がいい参考書・教材」のみ探します。「1週間で中学英語が学べる本」とか、「聞くだけで口から英語が飛び出るCD付き教材」などを求めるはずです。もちろん私も例外ではありません。私も当時探し、今現在、私の部屋にちゃんと残っています。「教材の99.9%の部分がページを開きもせずに未使用」で。
 大体、やってみて始めてわかるんですよ。

「こんなのやっても、学校のテストに1点も響かない」
…ということに。

そうなんですよ。英語嫌いな高校生は、学校の英語の成績が上がらなくて四苦八苦しているはず。「聞くだけで口から英語が飛び出るCD付き教材」なんてやったところで、その英文なんてまず試験範囲の英文とは関係ない英文ですよ。仮に万が一、いや、億が一、試験範囲とかぶった英文がその教材にあったとしても、鉄板で「意味も分からない英文&成果を導けない」という結果なるはずです。英語が嫌いで苦手でどうしょうもない人は、「まず学校の成績でそれなりに良い成績を取らなければならない」のです。市販のこんなのやってもまず直近のテストには1点も響かないのです。まして「英会話教材」なんてまず無意味ですよ。

(そもそも英語嫌いは英語を話すのが1番嫌なはずなので、「聞いただけで口から英語なんて絶対に出てこない」んです。)

まずは「学校の英語の成績を上げなければならない」ということが「最初」…これに気づくことから始まります

この続きはゴメンナサイね。最近、めちゃくちゃ忙しいので、次回は来週の月曜日です。

金曜は文法放送を行います。なお、そろそろ、文法放送1通り終わります。そうしたら、第1回から、再放送します。最初から私とメッセで学習したい方はチャンスです! ぜひこの機会に、初歩から学びましょう。

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