苦手なりの受験英語(アルク版)

私が英語が得意になった方法(14)

浪人中、英語講師の皆様に「盛んに言われたこと」がありました。それは、

「音読しなさい!」

というものでした。
しかし当時の私ははっきり言って馬鹿にしていました。「音読う〜? 発音したってたかが知れてらあ〜」と思っていたのです。

それでも「ものは試しだ、やってみようか」と思ったことがあります。4〜7月の講義が終わった直後、夏休みに入る前のことでした。

4〜7月でやってきた長文を音読しよう、(それを復習と位置づけよう)と思いました。ただ「やった長文全部は量が多すぎてやりたくないなあ〜」と思っていました。4月学期では、全部で30長文ぐらいは自力で予習しそれを授業で直してありました。「30」はきついと思ったのです。

そこで「せめて井川さんの単科授業のテキストだけでも音読しよう」と思いました。

 音読やり方はこちらです。←こちらのリンク先を見ていただければわかると思いますが、きつかったです。もう〜「同時に意味が出てきそうででてこない、という【もどかしさ】」がキツイったらありゃしないw。それでも我慢して「同時に意味が浮かぶまで」音読しました。結局は1長文につき「7回」ずつ音読しました。

そしたら、急に英語が読めるような感触がわいてきました

「これはイイ! 音読ってすごい!」

と思いました。本当に皆様にオススメですよ! 音読は!

でもこの後の私は「音読復習」をほとんどしませんでした。なぜならこのころの私は「予習だけで手一杯」で、とてもとても「音読復習」をしている暇がなかったからです。

音読復習をもっとこのころから上手く続けていれば、1浪で済んだかも知れませんね……(と思ったのは受かった後での話です)

明日はいつもの文法学習。この話の続きは月曜日です。

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