苦手なりの受験英語(アルク版)

私が英語が得意になった方法(22)

今日は2浪目の最初の模試の結果をお知らせします。
4月に受けた模試ですから、ちょうど今ごろ戻ってきて結果が分かった模試ですね。
英語の偏差値は60.8でした。
これは、1浪目の最後の模試と違って、インチキのない実力で得た結果でした。

スタート時30.5でしたから、1年で偏差値が30.3上がった計算でした。
皆さんなら、この成績を喜ぶでしょうか? 当時私は全く喜びませんでした。
今偏差値が割りといいのはこの所為だ、ということを私は熟知していたからです。
受けたときの手ごたえも「まあ55ぐらいだろうな」と思っていました。結果が60.8だったとき、この理論に確信を持ちました。

案の定、この後はなかなか偏差値が上がりませんでした。次の模試ですぐさま50台になり、その後大体いつも58近辺をうろちょろしていました。言っておきますが、実力を現状維持に努めた覚えはありません。実力を伸ばそう、伸ばそうとして、実力が付いた手ごたえがありながら、偏差値は50台に下がったのです。つまり、現役生などの若い力が、私以上の加速度で実力を伸ばしたためです。偏差値は相対評価です。自分以上の伸び率で実力を上げた人が大勢いるなら、たとえ実力が上がっていても、偏差値は下がってしまうのです。

このころでもまだ予習で手一杯でした。これが実力が伸び悩んだ原因ではないかと自分では分析します。

明日はいつもの文法放送。この話の続きは月曜日です。

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