苦手なりの受験英語(アルク版)

英語の品詞を解明しよう!(7)

今日は「副詞」について考えます。その2です。前回の最後で

副詞をもっと具体的に言えば
原則として
・動詞を修飾するもの
・形容詞を修飾するもの
・副詞を修飾するもの
・文全体を修飾するもの
...これらを「副詞」と言う

としました。今日はこの具体例を挙げましょう

・動詞を修飾するもの

 He ran fast.(彼は速く走った)

ran は動詞、そして fast は(今回は)副詞です。
 fast(速く/副詞)→run(走った/動詞)
という具合に、副詞fast が動詞run を修飾しています。これが英語の副詞としては最も基本的な使い方です。

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・形容詞を修飾するもの

 That novel is very interesting.(その小説はとても面白い)
 
is が動詞、very が副詞、interesting が形容詞です。
 very(とても/副詞)→interesting(面白い/形容詞)
という具合に、副詞very が形容詞interesting を修飾しています。

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・副詞を修飾するもの

 He ran very fast.(彼はとても速く走った)

ran は動詞、very が副詞、そして fast は(今回は)副詞です。
 very(とても/副詞)→fast(速く/副詞)
という具合に、副詞very が副詞fast を修飾しています。こんなのもあるのです。

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・文全体を修飾するもの

 Certainly she pretended to be innocent.(確かに彼女は罪を犯していないふりをした)
Certainly は副詞です。
 Certainly (確かに/副詞)は→[she pretended to be innocent]という文全体を修飾している、と考えられます。
こんな副詞もあります。

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以上が副詞の基本的な説明でした。

副詞にはこれらの基本形とは別のものがあります。
これがまた複雑で理解が難しいかもそれません。
それについては、新しいシリーズで詳しく説明しようと思います。

今回のシリーズはここまでとします。
品詞で困ったらこのシリーズに戻ってきて、確認してくださいね。

今週の金曜日はいつもの文法学習。来週の月曜日は雑談を入れます。シリーズ物の続きは再来週の月曜日から始めます。

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