苦手なりの受験英語(アルク版)

できないこととやりたくないこと(2)

英語が嫌いな人(基準:私)にとって…

1・学校(やその他で)英語の授業を受けること

これは
 できないこと…ではない
 やりたくないこと…である

 できないことではない
学校に通うことが決まりである以上、学校に英語の授業がある限り、英語の授業は受けることになっている。つまりできないことはないはず。

 できるけどやりたくないことである
英語が苦手であると、英語の授業そのものを聞く気が失せる。英語の授業をできればサボりたいはず。ちなみに予備校で浪人するとサボる人をよく見かける。中学高校と違って、サボろうと思えばいくらでもサボれるから。予備校の場合、4月は満員だった英語のあるクラスが、12月はその5分の1もいなくなった…なんてことはザラ。授業についていけなくなる人がどんどんサボる。結果、大幅に授業に出る人が減る。

当然
 →サボって授業に出なくなった人が志望校に受かる見込みは限りなく少ない。
 →受かるために授業に出るべき。(そのために予習すべき)

 一方、中学・高校の場合はどうか? …英語の授業には出るけれども、授業そのものは全く聞かない事が多い。これは中学高校時代の私の姿に他ならない。その結果、私は浪人の憂き目にあった。

 しかし浪人時は違う。ちゃんと聞いていた。とにかくまず授業の予習を欠かさなかった。その結果、初めから最後まで嫌な英語の授業をちゃんと聞くことができた。…つまり英語の授業を受けることは英語が苦手な人でもできることなのである。結果はちゃんと受かったのである。

 金曜日は文法放送。この続きは来週の月曜日です。

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