「○○動詞」と呼ばれるもの説明シリーズ。
9・準動詞
定義:不定詞、動名詞、分詞の総称
説明
なんてことはない。不定詞で使われている場合や動名詞で使われている場合や分詞で使われている場合、それを準動詞と呼ぶ。
準動詞は動詞に別の品詞の役割を持たせている。
例文
I want to go there.(私はそこに行きたい) to go は不定詞。これは準動詞と呼べる。この to go は不定詞の名詞用法。つまり名詞の役割を果たしている。
I like playing the piano.(私はピアノを引くことが好きだ) playing は動名詞。これは準動詞と呼べる。この playing は名詞の役割を果たしている。
The girl playing the piano is Tomoko.(ピアノを引いている女の子は智子だ) playing は現在分詞。これは準動詞と呼べる。この playing は形容詞の役割を果たしている。(手前の名詞 girl を修飾している)
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10・述語動詞
英文の中で中心となる動詞。命令文以外では必ず主語がある。
例文
I want to go there.(私はそこに行く) want が述語動詞。I が主語。to go の go は不定詞を形作るためのものなので、この go を述語動詞とは呼ばない。
I like playing the piano.(私はピアノを引くことが好きだ) like が述語動詞。I が主語。playing は動名詞なので、この playing を述語動詞とは呼ばない。
The girl playing the piano is Tomoko.(ピアノを引いている女の子は智子だ) is が述語動詞。girl が主語。playing は分詞なので、この playing を述語動詞とは呼ばない。
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金曜日は文法放送。この続きは来週の月曜日です。