名詞の役割を何度でも確認しましょう。
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名詞の役割とは
1・主語に成れる
2・目的語に成れる
3・(場合によっては)補語に成れる
です。
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では、今回の
●名詞でないのに、これらの名詞の役割を担うことができるもの
を紹介していきましょう。
(その4)that節(名詞節の1種)
英語には「that+S(主語)+V(動詞)〜」という塊があります。この塊を「that節」と言います。この that節は完全な文である必要があります。(「完全な文」とは何なのか、分からない人はこちらをご覧ください。完全な文でなければ、thatは関係代名詞になってしまいます。thatが関係代名詞の場合は、that節は今回の説明の仲間には入りません。
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1・主語に成れる
例文 That I played the game was usual.(私がそのゲームをするのはよくあることだった)
[That I played the game の塊が was の主語ですね。
このように
「that+S(主語)+V(動詞)〜」の塊
は、文の主語に成ることができます。
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2・目的語に成れる
例文 She knows that I played the game.(彼女は私がそのゲームをしたことを知っている)
[that I played the game] の塊が他動詞 knows の目的語ですね。
このように
「that+S(主語)+V(動詞)〜」の塊
は、文の目的語に成ることができます。
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3・(場合によっては)補語に成れる
例文 My pleasure was that I played the game.(私の喜びは私がそのゲームをすることだった)
[that I played the game] の塊が第2文型の自動詞 was の補語ですね。
このように
「that+S(主語)+V(動詞)〜」の塊
は、文の補語に成ることができます。
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と、このように、「that節」は、「名詞の役割を担う」ことができます。
つまり「that節」は名詞相当語句なのです。
お分かりいただけたでしょうか?
この続きは木曜日です。