センター対策の第3部「各大問の傾向と対策」の6回目です。
本日は【第6問】。
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【傾向分析】
あ・物語文読解問題
い・(実質的)論説文読解問題
の2種
あ・物語文読解問題…07年まで18年間出ていた。⇒去年、突如消えた。
い・(実質的)論説文読解問題⇒去年、突如出現した。
【予想】
09年度は、
い・(実質的)論説文読解問題が1問程度…これが本線。
しかし、「あ・物語文読解問題」とも「い・(実質的)論説文読解問題」とも言えない、変な英文が出るかも、、、と予想している。
センターのすることは本当にわからない。どうなるか分からない)
【対策】
本線はい・(実質的)論説文読解問題なので、この対策をすべきである。
昨年は、出だしだけ見たら「ああいつもの物語文だ」と思ったはずである。しかし、読み進めると違った。なんと論説文だったのだ。物語文はセンターで18年間出題されてきた。この衝撃はすさまじいものがあったろう。実はセンターの物語文問題は設問が非常に意地悪であった。その点、昨年の論説文は素直な設問であった。今までと比べて格段に解きやすかった。しかし全体の平均点は下がっているのである。つまりこれは、「物語文だと思って対処してきた受験生が面食らった結果」を意味している。面食らい、動揺した結果、「やさしい問題だったにもかかわらず正解が導けなかった」という人が多かったのである。
今年はもう「論説文かもしれない」という準備が受験生にできている。ということは「論説文が出たら、今年は昨年よりも難しい」ということである。
仮に物語文だったらもっと難しい。
どちらにしても、2009年度の第6問は昨年より難しい、と覚悟したほうがいい。
私の予想は論説文だ。しかし、センターのすることだ。物語文とも論説文とも取れる珍妙な文章を持ってくるのではないか、とも予想している。
もしそうであれば、対策は厄介だ。物語文の設問は本当に意地悪だ。時間がある受験生は、2007年以前の過去の第6問を研究するべきであろう。
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明日は金曜日でいつもなら文法放送がありますが、今週は臨時でお休みです。
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