苦手なりの受験英語(アルク版)

単語の類推(5)

代ゼミの富田一彦先生が書かれた著作に「英文読解100の原則」という参考書があります。

今日はこの中の1つを取り上げます。

富田先生は「読解の原則」なる100項目を挙げていらっしゃるのですが、【その47】を書いてみます。

「目的語に that節をとる動詞はすべて、思考・発言を示す。「考える」「言う」を訳の基本にすればよい。」

つまり、

S+●●●●+that S' + V'~.

   ↑

   ここが動詞だったとき、ここの意味が仮にわからなくても「~を考える」「~を言う」といった意味に近い(かもしくはそのものズバリ)であるという!

本当かな?

どれどれ、論より証拠! <目的語で(よく)that節を取る動詞>を少し挙げてみましょう。

(評価)

 △…まあまあ

 ○…当たり!

 ●…特に大当たり!

※(  )内は「that節をとった場合の意味)

admit (~ということを認める)○

agree (~に同意する)○

announce (~ということを発表する)●

answer (~と答える)●

argue (~であると論じる、主張する)●

arrange (~ということを取り決める、打ち合わせをする)○

ask (~してくれるように頼む)●

claim (~であると主張する)●

command (~と命じる)●

complain (~だと不平を言う)●

confess (~だと白状する、認める)○

decide (~ということを決定する)△

declare (~であると言明する)●

demand (~ということを要求する)○

deny (~ということを否定する)△

desire (~ということを望む)○

 …

おお!w(°O°)w

まーまー当たりますねえ~~~!!

別に選んでやっているわけではないですよ。(Z会の英文法・語法のトレーニングにある、最後の整理表の最初1ページ目で、that節を取れるものの中から、ニューサンライズで引いて
that節の用例があるものだけを抜粋した)

へ~~という感じです。こうした類推法もあるようです。

少しは参考になるのではないでしょうか?

次回は木曜日に更新ですが、待ったく別の類推法を紹介します。これは「オカルト?」かもしれません。私が編み出した???方法です。お楽しみに!

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