代ゼミの富田一彦先生が書かれた著作に「英文読解100の原則」という参考書があります。
今日はこの中の1つを取り上げます。
富田先生は「読解の原則」なる100項目を挙げていらっしゃるのですが、【その47】を書いてみます。
「目的語に that節をとる動詞はすべて、思考・発言を示す。「考える」「言う」を訳の基本にすればよい。」
つまり、
S+●●●●+that S' + V'~.
↑
ここが動詞だったとき、ここの意味が仮にわからなくても「~を考える」「~を言う」といった意味に近い(かもしくはそのものズバリ)であるという!
本当かな?
どれどれ、論より証拠! <目的語で(よく)that節を取る動詞>を少し挙げてみましょう。
(評価)
△…まあまあ
○…当たり!
●…特に大当たり!
※( )内は「that節をとった場合の意味)
admit (~ということを認める)○
agree (~に同意する)○
announce (~ということを発表する)●
answer (~と答える)●
argue (~であると論じる、主張する)●
arrange (~ということを取り決める、打ち合わせをする)○
ask (~してくれるように頼む)●
claim (~であると主張する)●
command (~と命じる)●
complain (~だと不平を言う)●
confess (~だと白状する、認める)○
decide (~ということを決定する)△
declare (~であると言明する)●
demand (~ということを要求する)○
deny (~ということを否定する)△
desire (~ということを望む)○
…
おお!w(°O°)w
まーまー当たりますねえ~~~!!
別に選んでやっているわけではないですよ。(Z会の英文法・語法のトレーニングにある、最後の整理表の最初1ページ目で、that節を取れるものの中から、ニューサンライズで引いて
that節の用例があるものだけを抜粋した)
へ~~という感じです。こうした類推法もあるようです。
少しは参考になるのではないでしょうか?
次回は木曜日に更新ですが、待ったく別の類推法を紹介します。これは「オカルト?」かもしれません。私が編み出した???方法です。お楽しみに!