苦手なりの受験英語(アルク版)

受験英語とは何か?(1)


リニューアル後の最初の話題は「受験英語とは何か?」です。

「そりゃあ、あんた『(大学)入試の試験問題で出される英語問題』だろうに」
とおっしゃる方が多いと思います。ええ、それはもちろんその通りです。

ただ、なんと言うのでしょうか。まず、少なくとも普通の社会人は接点がない英語ですよね(社会人入試でも考えない限りは)。
それに、既に社会人の方で大学進学を希望された経験があれば、それなりの学習はされていますから「何をいまさら」という感じがあると思います。

ただ1つハッキリさせたいことあるのです。
「受験英語は、英語を話す目的の学習ではない」
ということです。

ここは「スペースアルク」というサイトですよね。「スペースアルク」を利用される方の多くは英語を自由自在に使う、特に「英語でコミュニケーションをとりたい」「英語で話したい」とお考えの方が多いと思います。
通常、「外国語を学習する」と言ったら、その国の言葉で『話す』ことが目的となりますよね。
英語も例外ではないはずです。

ところが、どっこい!
大学に合格するために「受験英語」をいくら学習したところで、話せる人は(いないわけではありませんが)ほとんどいません。
「受験英語」は目的が最初から違うのです。明らかに英語を話せるようになるのが目的ではないのです。

ここでは
・「話す目的で学習しないという『中学・高校で習う英語』はおかしい」
とか
・「受験英語でも上手く活用すれば、話せるようになる」
とかいうことは話題にしません。

受験英語は、「英語を話す目的の学習」では絶対にない!
志望校に合格すればそれで良し! 話せる必要は全くない!

ということだけを、まずは確認・了解していただければと思います。

なぜこんなことをわざわざ書くのかと言うと、、、、
あ、続きは月曜日に書きますね。。。(ちゃんと理由があるのです)

なお明日は金曜日で文法授業があります。

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