実は臨時で昨日、ログを挙げました。それはNHKでやっていた【中学生日記◇スタジオに「英語なんて大嫌い!」という中学生が集まり、本音を語り合う。】という番組を見て、あまりに腹が立ったからでした。よ〜く考えたら、偶然にも、現在のテーマとかぶるではありませんか! だからここで何回かに分けて詳しく紹介したいと思います。
【番組での質問・その1】
英語が聞き取れません。どうしたらよいでしょう?
【返事の1つ】
・洋楽とか聴けば良い。「かっこいい」と思うでしょう?というかかっこいいから聞いてるんだけどね!(^^)
<司会者>お勧めとかありますか?
・ビートルズとかがいい。歌詞も分かり易い
【この返事の私の見解・ここがひどい!】
俺はまさにそれをやったんだ! 実はビートルズだったんだ! そしたらこうなったんだ!
【私の見解】
苦手な人だって「洋楽聴くぐらい」は、とっくに試してるんだよ! 順番が逆なんだ! 洋楽聴いて「かっこいい、もっと聴いてみたい」と思う人が、英語を気に入るだけ。全然魅力を感じなかった場合、嫌いになるんだよ!
それともう1つ!
「ビートルズ」なら歌詞も分かりやすい? フザケンナ! 俺はビートルズさえさっぱりわからなかった! ここも順番が逆! ビートルズを聴いて(歌詞を知って)、「意味が分かる! と思えた人」が英語を気に入るんだ! 「ビートルズさえ分からなかった人」が英語を嫌うんだ!
君たちに分かるか? 「簡単だよ!(^^)」と言われたものがさっぱり分からなかったときの悔しさを!
大体、この種の意見は、30年も、40年も前から言われている。英語の能力が普通の人、もしくは得意な人ではなく、「英語がものすごく苦手で、英語が大嫌いな人」が、【洋楽を聞きなれて聞き取れるようになったり、英語が得意になったりした中学生や高校生が有史以来1人でもいるのか?
おそらく、このままなら、30年後、40年後でも同じ意見ばかり言われるでしょう。どうして、「同じことの繰り返しで、現状が変っていない」ことに気がつかないのでしょうか? 私には不思議でなりません。
この続きは木曜日です。