【第14段階】
訳例を書かずに多読せよ!!
偏差値55までは、和訳例を必ず書かなければなりません。これは苦手な人ならば必要な作業です。
しかし、首尾良く偏差値55を超えたら、今度は「和訳例を書いてはいけません」。書かずに、ひたすら頭の中だけで訳を考えます。
これに切り替えるとき、
A「え〜〜〜和訳例を書かないと心配〜〜」
B「やった〜もう書かなくていい!」
の2通りの感想が考えられます。
Aになった人は「成功」しています。Bになった人は「失敗」しています。
ちゃんとこの第14段階になった英語が苦手だった人ならば、Aにしかなりようがないんですけどね。
そうしたら、今度は「多読」に入ります。
目の前には長文問題が「山」と積まれているはずです。これをひたすら読みます。
ではどれくらいの量が必要か?
以下は私が受験当時教わったことです。(以下は「訳例を書いていた分も含めて」の長文量です)
・慶応上智、早稲田なら政経・法なら、約150の長文を読み込まないと勉強量が足りません。
・早稲田、明治クラスならば、120個。
・MARCHなら、100個。
・普通に考えて80個
とにかく読みまくることです。RPGゲームと同じですね。経験値を積まないとレベルは上がりません!
あ、言っときますが「易しい長文ばかり150個」では意味ないですよ。(最初は易しい英文を含めてもいいですが)ちゃんと志望校にあったレベルの長文を読み込んで下さい。RPGゲームと同じです。弱い敵をいくらやっつけても、経験値は多くもらえないのです。強い敵をやっつけると多くの経験値が習得できて、レベルも上がるのです。
今週は金曜日の文法放送はお休みです。
この続きは来週の月曜日です。