では続き!
<辞書><文法問題集><文法解説書><文法書(文法の辞書)>
この4つはそろってますか?みなさん?
ではやり方です。最終的には<文法問題集>を解いて欲しいですが、まだ早い。<文法問題集>は「九九のドリル」のようなものです。あなたは「九九の表」を見る前に「九九のドリル」を解かなかったはずです!
あなたも昔、最初に「九九の表を見て九九を覚えよう」としたはずです。それと同じことを文法でもやりましょう。
「九九の表」にあたるのが文法では<文法解説書>になります。
ここで九九をどうやって覚えたか思い出しましょう。大体「1の段」から覚えたのではないでしょうか?
「九九の表」の『1の段』の表とにらめっこしたはずです。まず『1の段』を覚えようとしたはずです。
同様に文法では<文法解説書>の(例えば)『関係詞』
の説明部とにらめっこしましょう。まず『関係詞』 を覚えようとします。
<文法解説書>の『関係詞』の範囲を全部熟読します。<文法解説書>は大体よくできているので、読めばすごぶるよくわかるはずです。
でもですな、時々部分的にわからない場合もあります。特に「文法用語」が意味がわからなくて、説明が理解できなくなるときがあります。
例えば、「自動詞」とか「他動詞」とか、いきなり説明文で出てきたりします。わかりますか?「自動詞」と「他動詞」の違いが!?
この時に活躍するのが<文法書(文法の辞書)>です。用語の意味を調べられるのです。後ろに「さくいん」が載っています。それを使って「自動詞」なり「他動詞」の意味を調べるのです。
はい!ここで厳重注意があります!
わからない文法用語は<文法書(文法の辞書)>を使って必ず調べてください!!
めんどくさがって調べない人が多すぎます!調べずに「自動詞って(なんとなくだが)『こんな意味』だろう」と妄想する人は多いです。こういう勝手な妄想は大体間違っています。
妄想すると…同じ用語があちこちに出てきますので、そのつど間違いを繰り返し、結果どんどん説明文がわからなくなります。つまり「妄想すると文法を間違って覚えてしまう」のです。
間違って覚えてしまうということは、文法力が身に付くどころか、間違う能力を養なっているという逆効果になってしまいます。
あなたは、妄想の訓練をするのではなく、文法の学習をするのですから、妄想をしないでください。わからない言葉が出てきたら調べましょう。
よろしいですね?続きは月曜日です。