苦手なりの受験英語(アルク版)

臨時:センター英語2010年 講評

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受験生の皆様、お疲れ様でした。皆様の結果はいかがだったでしょうか?

今回はまず、センター英語問題製作部側の話をさせてください。例年、私はケチョンケチョンにけなすのですが、今回は「良いもの」だと思いました。

・英語好きは概ね歴史が嫌いなはずなのに、第6問で歴史的な話を取り上げていました。
・「英語学習合宿」とか「英英辞典の有効性」などの『英語嫌いの感情を逆なでするような問題』がありませんでした。
・お茶の間レベルの科学知識もなかった(過去の問題において、天気図の基礎知識も知らなかったり気象衛星の名前も知らなかった)英語問題製作部も、どうやら「水と油は混ざらない」という知識を身に着けたようです。(第2問・問3)
・「英語好きはオタが嫌いなはず」なのに「anime」を好意的に扱ってくださいました。(第4問A)

これらは歓迎すべきことだと思います。今回は英語嫌いが不快感を持たなかったです。その結果、英語好きが増えるかもしれません。これは英語好き、英語嫌いの双方にとって有益だと思います。センター英語の歴史上、初めてではないでしょうか? 

 問題の質も割と良いです。そりゃあ難しいものもありますが、できるだけ満点は取らせたくないのでしょうから、仕方がないことです。
 ちゃんと努力して学習した人はそれなりに高得点が取れるように作られていたと思います。

 来年もこのようになってくれると非常に良いと思いました。センター英語問題製作部の方々、お疲れ様でした。m(_ _)m

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さて!
では受験生側の立場で話します。

まず、大掛かりな変化第1問と第5問です。この結果、時間配分を変更させる必要が生じました。これに面食らった人は大勢いると思います。しかしこのくらいは対応を準備していなければなりませんでした。皆様は上手く対応できたでしょうか?

第1問では「C」問題が消えました。(ここの う.単語強勢問題 え.単語強勢からの意図問題 です) 来年受験する人はちょっと困りました。ここを対策するかどうか考えなくてはならなくなりました。えは別に無対策で問題ないのですが、うは対策が厄介なのです。

第5問サービス問題ではなくなりました。今回の第5問は時間がかかる問題でした。ここにどれだけ時間をかけられたかが勝負だったでしょう。

全体的に、選択肢は紛らわしすぎるものがそれほど多くない印象でした。それなりにはあるのですけどね。でもそれをかいくぐるのがセンター対策です。

【個別】
第1問…Cがなくなっただけ。可も不可もなし。
第2問…Aで単語の意味問題が少し多かったか? また文法では、by till on の問題は紛らわしすぎたと思う。
第3問…やはり模試や予想問題以上の難しさであった。選択肢の紛らわしさは本当に酷。本文は易しいのだが、選択肢が難しいだけで難問になるという好例かもしれない。
第4問…比較的平易。特に広告問題は例年より平易であった。
第5問…今回の目玉。ここが新傾向。今後この対策が急務になるであろう。ただし、対策は極普通の英文解釈で事足りる
第6問…いつものセンターといった程度。強いてあげれば、物語文ではなく論説文だったのが今年の特徴。長年、第6問はほとんど物語文であった。しかし一昨年は論説文であった。模試や予想問題も、第6問は論説文であったことがあるはずだ。だから驚くには値しない。しかし、どちらかと言えば、英語好きな人は論説文が嫌いである。(英語嫌いな人には好ましいかもしれない。私は論説文のほうが好きだ)

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今年の講評はこんなところです。
受験生の皆さん。2次試験や、センター利用以外の大学を受ける人はまだまだ頑張ってください!

次回は木曜日の更新です。レギュラーの話に戻ります。

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