苦手なりの受験英語(アルク版)

苦手な人の英文解釈勉強法(2)

さて「英文解釈」について始めましょう。

英語がお得意な方にとって「英文解釈」は好きな勉強なのです。彼らはほおっていても英文を読もうとするんです。
このブログでは大変有名なここを参照。

英語が好きな方々にとって、英語の勉強要素でやりたい順番を上げると
概ね

英文解釈・英会話>単語・熟語>>>>>>>>>>>>>>>>>英文法

といった形になると思います。
彼らにとっては英文解釈のお勉強は「大好きな英語に沢山触れられる至福のひと時」なのです。

ところがどっこい「英語が嫌いで嫌いでしょうがいない代表」の「」の場合、英語の勉強要素で(本当はやりたくないがあえて)やりたい順番を上げると

英文法>>>>>>>>>>>>>>>>単語・熟語>英文解釈・英会話

と見事に真っ逆さまになります。
なぜそうなるか? 私はなるべくアルファベットを見たくないのです。英文解釈のようなアルファベットをあんなに多量に見る勉強は「阿鼻叫喚の地獄を感じるひと時」なのです。

この事情をわかっていない英語の先生は多いと思います。英語の先生のほとんどは楽しくてしょうがないのですから、それが嫌だと想像するのは難しいようです。

しかし受験期を迎えてしまった「英語が嫌いで苦手な人」は嫌でも英文解釈の勉強をしなくてはなりません。「阿鼻叫喚の地獄」を感じる時間を迎えなくてはならないのです。

そういう私のような人種は必ずこう考えます。「なるべく楽な方法で、できるだけ英文を見ないで英文解釈力をつけたい。そういう上手い方法はないものか

実はあるんです。世の中に流布しているそういう方法はあります。
私が高3のとき、私はそれを見つけ「おお! なんと素晴らしい方法なんだ!」と感動しました!

1年間この方法にかけて実践しました! すると……

全て無駄でした。何の成果もありませんでした。受けた大学は全て受かりませんでした。

このシリーズの最初は「苦手な人が陥りやすい、楽に見えて大失敗を引き起こす英文解釈学習法」についてから話し始めます。

次の更新は水曜日です。

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