前回の話題
「I go to school. …なんで to が入るの?
I go school. ではダメ?」
この疑問は浪人のときやっと教えてもらいました。
当時のお世話になった英語の先生のたった一言で…
「go が自動詞だからだよ」
実際これで十分なんです。
「自動詞がなんであるか」を知っていれば。
この時点では私も知りませんから、続いて尋ねました。
私:「自動詞って何ですか?」
先生:「うん。英語の動詞にはね。自動詞と他動詞の2種類があるんだ。直後に目的語というものが取れるのが他動詞。直後に取れないのが自動詞。」
まだ分からないものがあります。「目的語」ですね。
私:「目的語って何ですか?」
先生:「説明難しいんだけど、とりあえず「~を」「~に」「~へ」などという時の「~」にあたる「名詞」のことだよ。 I go to school. だと「私は学校に行く」だから「学校に」の「学校」、つまり"school"だね。これが目的語。」
私:「ふむふむ」
先生:「他動詞は直後にこれがこなくてはならないんだ。例えば have は他動詞。だから I have a pen. とすぐ「pen」という目的語がくる。無いと間違い。 " I have." というのはおかしい。」
私:「そうですね」
先生:「だけど "I go." は文法的には正しい。 go は自動詞だから。だから " I go school."は間違いなんだ。」
私:「なるほど~。じゃあなんで to がつくんですか?」
先生:「うん。自動詞のすぐ後に「~を」「~に」「~へ」などというものをつけたい場合は、前置詞をつけるのさ。使うべき具体的な前置詞は「動詞の性質」と「前置詞の性質」で決まる。「~に行く(go)」だったら普通 "to"になるのさ!」
私:「え~~??」
ここの時点で私は不快に思ったことがあります。
私:「じゃあ先生!<この場合は to> 、<あの場合は for> など、「どの前置詞を使うのか」を知るには、「動詞の性質」と「前置詞の性質」を1語1語知らないと、いけないんですか?」
私は「そうだったら嫌だなあ」と思っていました。
なぜなら
・どうやって、「動詞の性質」と「前置詞の性質」を勉強するのか、皆目見当が付かない。
・仮にできたとしても、間違えずに前置詞を使いこなす自信がない。
という理由からです。
これに対する先生の答えは、私を安心させる返事でした。
続きは次回に回しましょうか。木曜日に更新予定です。m(_ _)m