ごめんなさい。予定の更新が1日ズレてしまいました。
前回で確認したことを取り上げます。それは
●英語が嫌いになるのは「分からない」ということと多分に関係がある。
という点です。
ここで端的に言ってしましょう。
●英語が嫌いなる人は…「学習している英文の意味が分からなくなった時点で嫌いになる」
●「意味が分からなくなる英文」は人によって異なる。
例えば、何度も例に出していますが
What is war?
たぶん、ここを見ているほとんどの方が「この英文の意味ぐらいは分かる」と思います。
ところが「What is war ? の意味が分からなくてつまずいた生徒」は存在します。彼は、私が初めて会った「私より英語ができなかった高校生3年生」でした。彼は、こうしたたった3語の英文でさえ「分からなかった」わけです。
実は「中学の頃の私」も大同小異です。「(似たような)簡単な英文」の意味が分かりませんでした。
・授業で当てられて「意味を言え!」と言われて、シドロモドロ。
・友達、仲間、笑われ、恥ずかしい思いします。
・そして、先生や友達からは、概ねこう言われたものです。
「なんでオメーこんな簡単な英文が分からないんだ? 英語の勉強が足りない! もっと勉強しやがれ!」
ここです! まさにここ!
世間で「簡単」と言われるような問題を精一杯考えて、間違えたとき、
このときに「英語が嫌い!」という気持ちが芽生えるのです。
・精一杯考えてるのです。しかし間違えて、周りからは「英語の勉強が足りない!」と言われるのです。
ここが「ミクロな視点」で、英語嫌いが生まれる瞬間だと思います。
次回は「マクロな視点」で、英語嫌いが生まれる瞬間を説明します。次回の更新は来週の月曜日です。
なお、今日は金曜日ですが、文法放送はありません。文法放送は新年1月8日より行います。