苦手なりの受験英語(アルク版)

英語嫌いの英語教師の理由(4)

投稿日:

英語が嫌いなのに英語の先生をやってる理由
その3・「英語が必要だ」なんて「嘘だ」と叫べるから

先日、最近私の授業の生徒になってくださった高校生の男子とこんな会話をした。同じく英語が嫌いである。(重要)

私 「お父さんやお母さんに『英語は将来必要だから英語を勉強しろ!』って言われる?」
生徒「言われますね」
私 「そうか…じゃあお父さんやお母さんは英語を使えるの?
生徒「使えないですね」
私 「じゃあ大いなる疑問を感じないか?」
生徒「?」
私 「親が英語を使えないんだよ。英語が必要ではない証拠じゃないか! でも息子には『英語が必要』って言ってんだぜ!」
生徒「あっははw。そうですねw」
私 「もしそう言うならせめて、自分が英語ができるようなってから『英語が必要』て言えってんだ!(怒)」

親は自分には英語が必要ないのに、息子には英語が必要だと説得しているこういう家庭はおそらく日本国中に溢れかえっているはずである。

で、この会話には続きがある。

生徒「でも親に、そう言っても、『屁理屈を言うな』って言われそうですよ」

 まさにその通りである、と思った。いや「屁理屈であること」に同意しているのではない。私は「屁理屈と言うな、と言われそうなこと」私は同意しているのだ。

 本当に屁理屈であろうか? 私はそうは全く思っていない。英語がほんとうに必要なら、今現在日本国中で英語があちこちで話されているはずである。あなたの近所で英語が普通に使いこなせる人は何%いるだろうか? 5%もいないだろう。違うだろうか? もし英語が必要ならまず親が英語を普段使いこなしているはずだ。しかし使っちゃ—いない。「英語が必要」なんて嘘っぱちなのは火を見るよりも明らかだろう。嘘に決まってるじゃないか! にも関わらず「英語が必要」などと抜かす連中が多い。しかも多くは「英語が必要だと声高に叫ぶくせに、自分は英語ができない」のである。しかし子供には「必要だ!」と言い続け、英語を勉強させる親が多いのだ。

 こういう親はいい気なものだな!
 自分は英語ができないくせに、子供には「英語が必要」とか抜かし、
 自分は英語を勉強せず、子供に英語の勉強を強要する。
 自分は勉強しないから苦しまないが子供は勉強で苦しむ

・こういう親……なんのことはない。実は私の親も↑同様であった。

 私も中学・高校時代に親に言いたかった…「英語が必要だと声高に叫ぶくせに、自分は英語ができないのはなぜだ!?」と。
しかし、上の生徒さんと同様、こういうセリフを当時の私は親に言わなかった。言ったところで現状は変わらない。生徒さんと同じ予想…「屁理屈言うな!」と言われるのが落ちである。でも言いたかった…。

●しかし、、、、今の、英語教師の私なら言える。今は英語が使えるからである。

・「英語が必要」なんて嘘っぱちである。
・日本で通常英語が必要なのは「受験の時」だけである。

私はこのブログなどで何度も↑こう叫んでいる。
そりゃあ一部の大企業などでは英語の高い能力がビジネス上要求される。しかしそれは日本国民の全員ではない。
つまり「必要」ではなく

有利

と言えば良いのだ。「英語が必要」ではなく「英語ができると有利」と言えば良い。それだったら私は少しも怒らない。「必要」って言うから私は怒るのである。

 英語のセンスがないやつは日本国中にたくさんいる。彼らには英語なんかできなくてもいい選択肢はいくらでもあるはずである。必要と言ったらその選択肢を排除することになるではないか! 「冷静に考えて英語が必要な日本人は日本国民の何%だ?」…おそらく5%もいないと私は考えている。

 こういうことを声高に叫びたい…でもそうする人はなぜか少ない。だから私は英語教師であり続け、同じことを叫びつづける必要がある…と私は考えているのである。

 金曜日は文法放送。この続きは来週の月曜日です。

(↓目次はこちら)
目次ページへ

-苦手なりの受験英語(アルク版)
-

Copyright© 本気で嫌いな英語を何とかする方法 , 2021 All Rights Reserved.