では関係詞のブログ上講義の第3回です。
今回は3問出しますが、最後の問題は今回では解答や解説をしません。次回に回します。
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( )に that 以外の適切な英単語を必ず入れなさい。
(3) She lives in a house ( )stands on a hill.
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解答は後回し。(苦手な人用の)解き方を説明します。
(3) She lives in a house ( )stands on a hill.
★まず( )の右側を先に見ます。
今回で言えば「stands on a hill」を先に見ます。
★大概の人は( )の左(つまり、a house)を先に見てしまいます。これを止めてください!
今、先に a house を見ませんでしたか? ダメです。
先に見るのは、( )の右側(stands on a hill)です。よろしいですか?
最初のうちは( )の右側にアンダーラインを引きましょう。
(3) She lives in a house ( )stands on a hill.
↑こんな感じです。
アンダーライン↓の部分ですが
stands on a hill
なんか変ですよ。
本来は、
●(何か)stands on a hill. ←という形で、
「●は丘の上に立っている」←という意味であったはずです。
●は文の要素で言うと何に当たるでしょうか?「主語」であるはずです。
下線部の部分には「主語」がない。だからここの部分がなんか変なのです。
このとき、「本来あるべきもの」に“●”という印をつけてあげましょう。
そして「主語」がないことを明記してあげましょう。
こういう風に書き込みましょう。
(3) She lives in a house ( )● stands on a hill.
↑下線部には「主語」がない
ここまでよろしいでしょうか?
ここまで終わったら、ようやく( )の左を見ます。
( )の左は a house ですね。
そうしたら↓この表を見てください。どこかで見たような表だと思います。
(A) (B) | 主格 (主語がない) | 所有格 (所有を表す語がない) | 目的格 (目的語がない) |
人 | who | whose | whom |
物か動物 | which | whose (of which) | which |
↑この表の(A)は最初に見たほうを表します。
…→「主語がない」ですね。
次に表の(B)を決めます。
…→a house は「物」の分類に入りますね。
(A)=主語がない
(B)=物
これに当てはまるものを探すと…which になりますね。これが正解になります。
つまり、
(3) She lives in a house (which)stands on a hill.
が正解になります。
ここまでよろしいでしょうか?
ここまでは比較的やりやすかったのではないかと思います。
では次の問題です。
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( )に that 以外の適切な英単語を必ず入れなさい
(4) She lives in a house ( )he built.
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これも解答は後回し。解き方(苦手な人用)の説明をします。
(4) She lives in a house ( )he built.
★まず( )の右側を先に見ます。
今回で言えば「he built」を先に見ます。
★大概の人は( )の左(つまり、a house)を先に見てしまいます。これを止めてください!
今、先に a house を見ませんでしたか? ダメです!
先に見るのは、( )の右側(he built)です。よろしいですか?
最初のうちは( )の右側にアンダーラインを引きましょう。
(4) She lives in a house ( )he built.
↑こんな感じです。
アンダーライン↓の部分ですが
he built
なんか変であることが分かりますか?
得意な人はココが変! とすぐに分かりますが、苦手な人はこれが中々分かりません。
でもココは変なのです。
実は「he built」ときたら、この直後に何か欲しいのです。
つまり、例えば
he built a house.(彼は一軒の家を建てた)とかこんな感じで、built の右に何か欲しいのです。
he built. …このままだと、彼は何を建てたのか分かりませんw。
ところで、こうした「ないもの」の正体ってなんでしょうね?
ここで、前々回の知識が生きてきます。思い出してください。
build(built) は自動詞でしょうか? 他動詞でしょうか?
…他動詞ですね。他動詞には目的語が必ず必要。それ(目的語)が今回ない!
つまり、
he built. の built の右側には「目的語」が今回ないわけです。
本来は、
he built ●(何か). ←という形で、
「彼は●を建てた」←という意味であったはずです。
●は文の要素で言うと何に当たるでしょうか?「目的語」ですね。
下線部の部分には「目的語」がない。だからここの部分がなんか変なのです。
このとき、「本来あるべきもの」に“●”という印をつけてあげましょう。
そして「目的語」がないことを明記してあげましょう。
こういう風に書き込みましょう。
(4) She lives in a house ( )he built ●.
↑下線部には「目的語」がない
ここまでよろしいでしょうか?
ここまで終わったら、ようやく( )の左を見ます。
( )の左は a house ですね。
そうしたら↓この表を見てください。どこかで見たような表だと思います。
(A) (B) | 主格 (主語がない) | 所有格 (所有を表す語がない) | 目的格 (目的語がない) |
人 | who | whose | whom |
物か動物 | which | whose (of which) | which |
↑この表の(A)は最初に見たほうを表します。
…→「目的語がない」ですね。
次に表の(B)を決めます。
…→a house は「物」の分類に入りますね。
(A)=目的語がない
(B)=物
これに当てはまるものを探すと…which になりますね。これが正解になります。
つまり、
(4) She lives in a house(which)he built.
が正解になります。
いかがでしょうか?
ポイントは
★まず( )の右側を先に見ます。
という部分です。
でないと↓この問題が自信を持って答えられなくなります。
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( )に that 以外の適切な英単語を必ず入れなさい
(5) She lives in a house ( )I lived.
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この(5)の問題の解説と解答は次の月曜日です。
明日はいつもの文法動画です。