苦手なりの受験英語(アルク版)

【分析】英語嫌いな人がまず100%間違える問題


ここに2つの問題を用意しました。中3の文法問題で単語レベルも低いです。

次の空欄に適切な単語を入れなさい。(ただし、thatは不可とします)

1. This is the man (  ) she loves.
2. This is the place (  )she likes.

1. の答えは何でしょう? 2.の答えは何でしょう?
それぞれ答えてください。

この問題、実は英語が嫌いなで苦手な人はほぼ100%間違えます
逆に間違えなかったら、あなたは苦手ではない、という証明になります。

ひとしきり考えたら、下を見てください。

(自分の答えを決めてから下を見て下さいね!約束ですぞ!)

1. This is the man (who) she loves.
2. This is the place (where)she likes.

はい~こう答えた人~手をあげて~~~!!!!
残念ながら大間違い!!2問とも不正解~~~~~!!
Ψ(`∀´)Ψ

正解は
1. This is the man (whom) she loves.
2. This is the place (which)she likes.

どうですか?できましたか?

英語の得意な人は一瞬で正解が分かります。そして「なんでこんな簡単な問題を出すの?」と疑問に思うはずです。
逆に英語が嫌いで苦手な人は、「なんで不正解なの?」と疑問に思うはずです。

この差が「英語が苦手な人がいつまでたってもなかなか成績が上がらない原因」の1つです。

得意な人は「一瞬」で分かるんです。「一瞬」というのがポイントです。つまり「カン」で分かってしまうのです。

私が大学時代に、ある生徒を教えていたときの話です。彼は学年で1、2位を争うほどの英語の成績優秀者でした。この2問を解いてもらいました。もちろん彼は「whom, which」と答えました。

彼に「なぜ who や where は違うのかな?説明してくれるかな?」と尋ねました。すると彼はひとしきり悩んだ後、こう答えました。

「分かりません。ただ who や where は絶対に違います。おかしいです。答えは絶対に whom と whichです」

どういうことか?
得意な人の多くは<なぜ「who」や「where」が間違いか>…この理由が分からないんです。でも間違いなのは分かるのです。 who や where が入ると違和感を感じるので、自分がしっくり感じる whom と which を答えるのです。

ここが大きな差なのが分かりますでしょうか?

・「嫌いな人がほぼ100%間違えるポイント」は「好きな人ならカンで答えが分かる」
・好きな人はその理由を嫌いな人に説明できない。なぜなら「カン」で分かるのだから。

実は理由を説明するのは物凄く難しいのです。ここに説明は載っています。けれども長いです。「自動詞他動詞」を先に読んで「関係詞」の解説を読めば分かるようにできています。苦手な人はこれでやっと初めて分かるのです。そうでないと分かりません。

一方得意な人はどうでしょうか?上記リンク先を読むとどう思うでしょうか?おそらく「よく分かる~」とは思わないはずです。「なんでこんなまだるっこしい説明をしているのだ?」と疑問に思うはずです。

なぜなら彼らは「カン」で分かる、「違和感」で分かる、一瞬で分かるからです。

さて、ここで問題!

普通「英語の先生になる人」は、どういう人でしょうか?

 正解は英語が好きな人!もっといえば「こういう問題をカンで答えが分かる人!」です。

このような彼らは、カンで分かる問題の長ったらしい理由などを普通ワザワザ覚えるでしょうか? 覚えないと思います。

でも英語が苦手な人はこういう理由が知りたいわけです。でも下手をすると英語の先生はそれが説明できません。自分はカンで分かるので最初からその知識が入っていないのです。

英語が嫌いな人がなかなか英語の成績が上がらない理由の一端はこういうところにもあると私は思います。

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