苦手なりの受験英語(アルク版)

タイプ別・入試までの受験生の生活(英語編)(14)

各タイプの性格についてはこちらを参照してください。

【センター試験】

(1)のほほん学力少型
ほとんど身に付いていない学習知識と、選択肢から答えを導き出す研究と、怪しげな参考書をもとに、必死の抵抗を試みる。「運がよければ〜」と思って望んだ試験は、運が最悪に悪い結果になる。あきらめて、2月の私大の対策を考えるようになる。

(2)対策考え型
多少身に付けた学習知識をもとに、精一杯がんばる。しかし思っていたほどは得点できない。大体必要な点数の30〜50点少ない点数を取る。センター利用で入れる大学を探すが、ほとんどは希望するところは引っかからない。あきらめてそこに入るか、2月の私大対策をする。

(3)静かにノルマ型
がんばって身に付けた学習知識をもとに精一杯がんばる。しかし思っていたほどは得点できない。大体必要な点数の10〜30点少ない点数を取る。他の科目の成績にも寄るが、センター利用で入れる大学を探し、入学するか、2月の私大対策をする。

(4)ガリ勉型
身に付けた学習知識をもとに精一杯がんばる。必要な点数以上取れるか、せいぜい10点程度足りないくらいで収まる。いいところ狙っている場合、他の科目の成績の所為で足切りにはならないものの合格が難しい場合がある。しかし少なくとも英語では「失敗」ということにはならない。センター利用で入れる大学に入学するか、2次試験、私大対策をする。

(5)のほほん学力高型
なぜか【思っていたよりも点数が取れないケースが多い】。大体10点〜20点程度少ない。現状維持に努めると大体こうなる。これは冬季・直前で他の受験生が(5)タイプの人の成績を【追い抜いてしまう】ためである。特に(4)ガリ勉型 が追い抜く確率が高い。このタイプは必ずいいところを狙っているので、2次試験は合格には厳し過ぎになる確率が高い。センター利用で入れる大学に入学するケースは少なく、2次試験、私大対策をする。

明日はいつもの文法放送。この続きは月曜日です。

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