苦手なりの受験英語(アルク版)

受験と単語帳と覚え方(23)

前回のラストの結論をもう一回書きますね!

万人にとって【共通の】効率の良い単語の覚え方などない。個人個人によってバラバラである。

Aにとって最良の覚え方はBにとって最悪なことがありえる。Bにとって最良はAにとって最悪かもしれない。

自分にとって最も効率の良い方法は、教師の意見や多数決によって決まるのではなく、自分の感覚によって決まる

さて、ここで問題となるのは、

じゃあ、「自分は何で覚えれば良いの?」

ということです。

「どれが向いているかなんて、わからないじゃないか!」

ということです。

正直に言います。「やってみないとわからない」と思います。

1語1語(それをどう覚えるかも含む)、文脈、例文、それぞれいろんな方法をとりあえずやってみなくてはわからないと思います。

タダですね……「一応の指標」があるのです。(あくまで指標)

【指標】

英語が苦手な人ほど、1語1語の方がやりやすい傾向がある。

普通ぐらいが、文脈がやりやすい傾向がある。

英語が得意な人ほど、例文を丸ごとの方がやりやすい傾向がある。

(シス単のような、<1語1語と例文とのあいのこのようなもの>もあります。これは普通ぐらいの人がやりやすい傾向があるのではないでしょうか?)

今までのこのシリーズの私の論調も、概ねこの線に則って書いてきました。

ただし傾向です。必ずしもそうとは限りません。
私の好きな「語呂合わせ」は<苦手な人ほどやりやすい>と思ってはいますが、当てはまらない人もいるのを私は知っています。(ワイルド★ダックさんのコメントにもあるように)得意な人でも語呂合わせを好む人もいます。ここで示しているはあくまで「傾向」です。正確には試してみないとわからないでしょう。

だから大事なのは試してみること。大変かもしれませんがちょっとずつやってみて、一番上手く行ったものをやるべきだと思うのです。いかがでしょうか?

さて、いよいよ大詰めです。火曜日がこのシリーズのラストです(たぶんw)。とどめの一言が待っております。お楽しみに!

Ψ(`∀´)Ψ

-苦手なりの受験英語(アルク版)
-