苦手なりの受験英語(アルク版)

私が英語が得意になった方法(3)

では、予備校の選び方です。

当時私には選ぶ際、明確な基準が3つかありました。
(A)合格者の数字にだまされない
(B)苦手な人向きの先生がいらっしゃるかどうか確認する。
(C)苦手向きの予備校かを確認する・文法の授業が充実しているかを確認する

(A)合格者の数字にだまされない
予備校の宣伝で「東大○○○人合格!」とか「早稲田○○○○人合格!」とか書かれています。3つの意味でここには要注意です。
(1)まず、嘘。誇大広告。
(2)母集団が多ければ合格者は多いに決まっている。
(3)元々ある程度実力がある人が受かっているのがほとんどである

(1)まず、嘘。誇大広告。
少なくとも、私が受験生の頃は受験バブルの所為も有り、どこの予備校もすごい水増しして公表してましたね。全部の予備校の合格者を足すと東大が5つぐらいできました
私の頭の中で、この数値は完全に無視していました。

(2)母集団が多ければ合格者は多いに決まっている。
大手予備校の場合、生徒数が多いですね。仮に100,000人の生徒がいるとします。で、ここの東大合格者数が500人だとします。合格率? は0.5%ですね。
小規模の予備校があったとします。仮に生徒が100人しかいなかったとします。ここの東大合格者がたった10人だったとします。合格率? は、なんと10%!!
どっちに行くべきだと思いますか?
……もっともこの考えもほとんど意味がないと思っています。理由は下の(3)に起因します。
(3)元々ある程度実力がある人が受かっているのがほとんどである。
ある予備校は誰しもが1年いると仮に偏差値が「5」上がるとします。(確実に偏差値が上がる予備校なんか存在しませんが、ここでは仮の話です)
偏差値が65の大学があったとします。自分はそこの大学志望だったとします。
浪人でその大学に合格する人たちは、その予備校入学時の偏差値が元々60以上のある程度優秀な人たちであった、ということです。59の人ですら受からないということです。
 さて、マウスバード君の当時の偏差値は……30.5ですw 到底及びません。
普通の場合、偏差値が10も20も劇的にあがりっこないんです。
だから、5しか上がらないのなら、どんな有名な予備校でもこっちから門前払いですw。

とはいえ「偏差値を30以上も上げてくれるのを保証してくれるような予備校」なんて、いくらなんでも有りません。それでもそれに近い?予備校は探さなくてはならないですよね。。。。

そこで考えたことがあります。

浪人して、偏差値を30.5ぐらいから60以上に上げた「人」はいないか? 予備校はともかく、そういう人はいないだろうか? いれば、その人がやった方法を真似すればよいのではないか?

これなら存在すると思っていました。
そして、該当する人を私は見つけたのです! それこそ、以前取り上げた「井川治久先生」であったのです。井川先生についてはこちらをご覧ください。

さて
(B)苦手な人向きの先生がいらっしゃるかどうか確認する
については、水曜日に書きます。

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