苦手なりの受験英語(アルク版)

英語指導者と数学と理科(1)

改めまして、
新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくおねがい致します。

さて、受験生はそろそろセンター試験が待っております。今年も大変だと思います。上手く調整して下さいませ。

今回のシリーズのタイトルは「英語指導者と数学と理科」というものにします。

 実はセンターで思い出したのです。昨年の地獄を。昨年(2012年)度のセンター試験の英語史上稀に見る極悪な問題でした。英語好きにはなんでもないことでしょうが、英語嫌いには「問題作成者を末代まで呪う」ような問題でした。

昨年度のセンター英語の問題は

 英語は素晴らしいものである
 理数系は(英語よりも)かなり困難なものである

【この2つ】を『普遍的な事実』にしたがっている問題でした。私は怒り狂いました。
 そんなのが事実なのお前ら英語好きだけだ!
 英語より理数系を易しく思う人はこの世に1人もいない、とでも言いたいのか!? フザケンナ! いくらでもおるわ!
 と大声で叫びながら問題を解いてました。(本当に叫びました)

 これを今後の受験生は「過去問」として解かされると思うと、ゾッとしました。既に大半の今年の受験生も、この昨年の問題を解かれたことでしょう。英語嫌いの受験生のみなさん、2012年度の過去問題をどのように感じたでしょうか? 

 私は「昨年(2012年)のセンタ試験の問題により、英語嫌い人間の受験生はこの上なく英語嫌いになり、二度と英語を本気で学ばなくなると思います。昨年のセンター試験の英語問題は「日本の英語教育史上に置ける最大の汚点の1つ」だと私は思います。

どうひどかったのか...分からない人は、私の昨年度のセンターの講評をご覧になっていただければ分かると思います。昨年度の問題の私の講評一部で大変好評でした。
 こちらで見れます。

 今回はこの辺の話題を少し取り上げます。4回ぐらいかな?

金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日の予定です。

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