苦手なりの受験英語(アルク版)

関係詞の謎と得意・不得意(11)

関係詞の謎と得意・不得意

では続き。

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問題
(   )に that 以外の適切な英単語を必ず入れなさい
(6) She lives in a house(   )I lived in.
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これも解答は後回し。解き方(苦手な人用)の説明をします。

(6) She lives in a house(   )I lived in.

★まず(   )の側を先に見ます
 今回で言えば「I lived in」をに見ます。
★大概の人は(   )の左(つまり、a house)を先に見てしまいます。これを止めてください!
今、先に a house を見ませんでしたか? ダメです!
に見るのは、(   )の側(I lived in)です。よろしいですか?

最初のうちは(   )の右側にアンダーラインを引きましょう。
(6) She lives in a house (   )I lived in.
                           ↑こんな感じです。

アンダーライン↓の部分ですが
 I lived in
これは「」でしょうか? 「」ではないでしょうか

これはなんですよ。
本来は、
 I lived in ●(何か) ←という形で、
 「私は●に住んでいる」←という意味であったはずです。
実は「I lived in」ときたら、この直後に何か欲しいのです。
つまり、例えば
I lived in a house.(私はある一軒の家に住んでいた)とかこんな感じで、in の何か欲しいのです。

I lived in. …このままだと、私はどこに住んでいたのか分かりませんw。

ところで、こうした「ないもの」の正体ってなんでしょうね?
ここで、第7回の知識が生きてきます。思い出してください。

--<↓引用、ここから↓>-------------------------------
【自動詞の後に目的語を取る例】
今度は↓を見てください。

(3) I looked at the book.(私はその本見た)

・和訳例に「私はその本を見た」と「」という言葉がありますね。
・「」の「」に当たるのは「(the) book」((その)本)ですね。
book は名詞ですね。
したがって、
 ★[the book]は、目的語
という分類になることが分かります。
---<↑引用、ここまで↑>------------------------

例えば
I lived in a house.であれば、 [a house] は目的語ですね。

しかし、今回は
 I lived in. …ここまでで終わっている。
つまり↑は「目的語」がない

(6) She lives in a house (   )I lived in .
 ↑これですが、
本来あるべき目的語」を●という記号で表してあげましょう。すると

(6) She lives in a house (   )I lived in ●.
                             ↑下線部には目的語がない

となります。
ここまでよろしいでしょうか?

ここまで終わったら、ようやく(  )の左を見ます。
(  )の左は a house ですね。

そうしたら↓この表を見てください。どこかで見たような表だと思います。























   (A)

(B)


主格

(主語がない)


所有格

(所有を表す語がない)


目的格

(目的語がない)

who whose whom
物か動物 which

whose

of which


which

↑この表の(A)は最初に見たほうを表します。
 …→「目的語ない」ですね。

 次に表の(B)を決めます。
 …→a house は「物」の分類に入りますね。

(A)=目的語がない
(B)=物

これに当てはまるものを探すと…which になりますね。これが正解になります。
つまり、
(6) She lives in a house (whichI lived in ●.
が正解になります。

いかがでしょうか?

ポイント
★まず(   )の側を先に見ます
という部分です。

ここで、(5)と(6)を比べてみましょう。
(5) She lives in a housewhereI lived.
(6) She lives in a housewhichI lived in.

(   )の側が大事だ、ということが分かるでしょうか?
左側は同じなので、側で、wherewhich が変わってしまうのです。

ここまでが、概ね、関係詞の基本ですが、まだいくつか大事なことを省いています
その「大事なこと」は、得意な人は気づいていないことです。
それについては次回説明します。

明日はいつもの文法動画です。次回は月曜日の更新予定です。
(↓目次はこちら)
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