苦手なりの受験英語(アルク版)

英語が苦手な高3の学習の難しさ(1)

 新しいシリーズは「英語が苦手な高3の学習の難しさ」というものにします。

 この記事を読んでくださる方の中に高校3年生がいらっしゃるかもしれません。またその親御さんがいらっしゃるかもしれません。私がこの話が載るのは7月5日で1学期も終わろうとしいている頃です。高3なら普通は定期試験が終わる頃で「終わったら本格的に受験勉強しなきゃなあ」と思っている人もいらっしゃるかもしれません。ただ、多くはそうではないと思います。高2から高3の間の春休みぐらいから「本格的に受験対策を考えよう」と思う人が一番多いのではないかと思います。

 しかし!「英語の偏差値が40台かそれ以下の高3」の受験英語の学習は困難を極めます。よほど上手く学習しなければ、成績アップは不可能に近いです。 たとえ今(7月頭)ではなく、春休みから学習しようとしたとしてもです。

 ところが、どうもそうは思ってくださらない受験生やその親御さんが多くいらっしゃるようです。「塾に行けば(行かせれば)何とかなるだろう」ぐらいに思う方が大勢いらしゃるように思います。

 英語の偏差値が50以上あればさほど問題はないと思います。そうではなく【英語の偏差値がこの時点で40台かそれ以下の場合、そんな簡単には行かない】のです。

 どうしてそんなに簡単に行かないにのか? またどうすればいいのか? これについて考えるシリーズに今回はします。

 金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。

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