今回は前回の「that識別表」で
(4)その that は「指示代名詞」の that。意味は「それ」「あれ」など。
になったケースを詳しく紹介します。
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【指示代名詞の that】
レベル・低 中学校で習う。
基本例文
・That is my house.(あれが私の家だ)
・That's right.(それは正しい)
thisが(これ)と近いものを指すのに対し、(あれ)と遠いものを指すものを言う。
【指示代名詞の that】は中学生までは比較的多く見かける(60%ぐらい)。しかし高校を過ぎると、頻度は15%ぐらいになる。高校以上での「指示代名詞の that」は、多くの場合、論説文で出現する。その場合、前に示されたことに対し「そのこと」といった意味で使われることが多い。
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【レベルの高い指示代名詞の that】
[that of 〜]という形で使う「指示代名詞の that」がある。これは中学では習わない。高校以上で出てくる。
例文
・The population of USA is larger than that of Japan.
(アメリカの人口は日本の人口よりも多い)
この場合の、[that of Japan] とは [the population of Japan]のこと。つまり、この that は the population を指している。
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今回はここまで。明日はいつもの文法放送。この続きは月曜日です。(次回はえらく短いです。すみません^^)