苦手なりの受験英語(アルク版)

先生の必要性と自分のペース(6)


さて、個人指導のメリットを前回書きましたが、この有効活用を今回は考えたいと思っています。

実は理想言えば「個人指導塾は別の学校なり、塾なりの併用が良い」のではないかと思っているのです。

例えば
(1)高校(学校)の授業の補習をしてくれるという「集団塾がある」。そこにも通う。
  ⇒でもこの塾にもついていけない
   ⇒しかしその「集団塾」の補習を個別指導の塾が行いフォローする。
(2)高校学校)あるいは予備校で受験勉強を教えてくれる。そこ通っている。
  ⇒その内容についていけない
   ⇒しかしその「高校(学校)あるいは予備校」の補習を個別指導の塾が行いフォローする。

実は、個人指導で本当に心配なのは「自分のペース」なのです。
前回個人指導は真の意味の自分のペース」になり、それは「メリット」として説明しました。
しかし、集団塾や学校による「他人のペース」に乗らないと、結局は「間に合わない」という側面があるのです。試験日は待ってくれませんから!
つまり、個人指導授業は

●集団塾や学校(予備校)が作ってくれた学習プラン(ペース)に、学力が乏しい人でもうまく乗れるように手助けする

という具合になるのが良いのではないかと私は考えているのです。

結局「自分のペース」(だけ)ではだめで、他人のペースに乗れれば、結果はおのずとついてくるのではないかと思います。
逆に「自分のペース」にこだわったり、他人のペースに乗りそこなった人ばかりが、結果を出していないのではないでしょうか?(最初から苦手な科目の場合

ということで、ここからは宣伝です。
私は現在、Ye-Studyゼミナールという「インターネット塾」を開業しています。
webカメラをヘッドセットを使って、授業を行っております。あなたがどこにお住まいでも授業が受けられます。
メインは個別指導ですが、テキストが同じであれば集団授業も可能です。
 英語が苦手な皆さん、良かったらいかがでしょうか? 
(なお、文法を学びたい社会人の方も大歓迎です(実はそちらのほうが需要が多いです)。)
  インターネット塾「Ye-Studyゼミナール」
以上宣伝でした。

ご自分の事情を考えて、上手く「他人のペース」で学べることを祈っています。
時間は待ってくれません。試験の日は決まってるのです。それ間に合わすには
・他人のペース
・他人の力
が必要
だと思います。苦手な人の場合は
1人よりも2人以上で立ち向かえば戦力は倍以上になるのですから、そうするべきだと思いませんか?
英語が苦手な人(偏差値40くらい)が「塾などに通わず1人だけで得意(偏差値60以上)になった」は私の知る限り「1例も知りません」。

今回のシリーズは以上です。
次回は木曜日に雑談を入れます。金曜日に文法動画講義をアップしたら
来週の月曜日からは新シリーズです。新シリーズの話題は「仮定法の謎(仮題)」です。お楽しみに。

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