英語の音声の好き嫌い
『テーマ』
英語嫌いは英語の音声が嫌いである
【苦手な人へ】
●あなたは、英語の音声が、テレビやネットなどから聞こえた場合、どういう反応を示すだろうか?
⇒なるべく聞こえないようにするであろう。テレビならチャンネルを変える。ニュースなどで流れたら、日本語字幕しか見ないだろう。
●学校の英語の授業で英語の音声が流れた場合はどうするか?
⇒聞き流してその間に別のことを考えるだろう。学校の先生には「できるだけ、はっきりした日本語英語みたいな喋り」を期待するはずだ。そうでないと「何と発音しているか、さっぱり分からず不快だから」である。
しかし、英語が好きな人はこれとは全く違う反応を示すのである。それを以下に記す。
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【指導者へ】
●あなたは、英語の音声が、テレビやネットなどから聞こえた場合、どういう反応を示すだろうか?
⇒なるべく聞き漏らさないように、耳をダンボにして聞き入るだろう。テレビならわざわざ英語が流れるチャンネルに変える。ニュースなどで流れたら、日本語字幕をなるべく見ないようにするだろう。
●学校の英語の授業で英語の音声が流れた場合はどうするか?
⇒ものすごく集中して聞こうとする。学校の先生には「できるだけネイティブみたいな喋り」を期待するはずだ。そうでないと「英語っぽくなく不快だから」である。
しかし、英語嫌いな人はこれと全く違う反応を示すのである。それは既に上で記した。
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【マウスバードの一言】
私の経験上、英語好きな人はみな、上の「指導者へ」で書いた反応を示す。
で、ここが肝心だが
彼ら(英語好きな人)は「苦手な人へ!」で書いた反応に理解を示さない。真実と思ってくれない。想像できない。
はあ〜〜? そんな人いるわけないじゃん!
普通、生の英語を聴きたくなるでしょうに〜
という反応を示す。「自分の反応」が絶対であり、そうでない反応(ここでいう「嫌いな人の反応」)を【ありえない】と断定する。彼らは例外なく「自分の反応は人類共通」と思い込んでおり、それを疑わない。
私はそういう人にはこれを見せている。
同じことでも反応は真逆になる人はたくさんいるのだ。
英語らしい音声は、英語嫌いにとって「最も不快な音」なのである。
今回は以上。
※明日以降の近日中に、特別に「お遊びの告知」をするかもしれません。
⇒しました!
金曜日はいつもの文法放送。レギュラーの話の続きは来週の月曜日にいたします。【勉強法。苦手な人へ・指導者へ】の最終回の予定です