速単タイプについて考えましょう。
これは特に例文で覚えることを奨励しているものではないですね。(覚える人もいると思いますが)
英文があるわけですから、その文脈で覚えようというものです。
ここで考えて欲しいことがあります。
・文脈があったほうが覚えやすいのか?
あったほうが覚えやすいに決まっている~~とおっしゃる方は多いでしょう。
それは私はよく知っています。私以外の英語部の方々は概ね「そうだ」と言ってましたから。
英語が苦手の代表例の私の場合はどうか?
ぜ~んぜんそうは思えない!w
この「文脈で覚える」というのは、どちらかといえば、「例文で覚える」に近くはないでしょうか?
「例文を覚える」でないにしても、先にあげた
He solved the difficult problem.
とか書いてあるわけですよ。
「別に全部暗記しろって言っているわけじゃないからいいじゃないか!」
という声が聞こえそうです。でもちょっとお考えください。
高3の時点のマウスバード君は「difficult」も「problem」も意味を知らないのですよw
つまり「文脈もわからない」w
「じゃあその単語も一緒に覚えればいいじゃないか!」
ということになりますが、ここで英語が苦手君は「なんでsolve1語を覚えるのに、difficult も problem も一緒に覚えにゃならんのだ!?」と思うわけです。労力が3倍に感じるんです。したがって、あまり良い風には思えないのです。
英語苦手君は
「英語をできるだけ見たくない」のですよ。(あなたが数学の問題を見たくないようにw)
なんで単語覚えるのに、わざわざ英文を読解せにゃならんのだ?
と思うわけです。
読解なら読解のテキストでやって欲しいわけです。なぜなら
仮に全部の単語の意味が明らかであったとしても、自力では解釈できないから。w
もちろん訳例は速単にはついていますが、「なぜその訳例になるのか」わからんわけです。
苦手な私でもわかる細かい解説がついているのならいいのですが、さすがに読解の解説書ではないので、難しいところはあってもそこまで細かい解説までは載っていないのです。というか、英語が苦手な人は「簡単な英文ですら理解できないw」
さらに、
速単で(別ページで)取り上げられている単語以外にも知らない単語がわんさかあるわけで、「それも覚えねばならない」という余計なプレッシャーを感じるわけです。
英語嫌いは「できるだけ少ないノルマにしたい」んです。
なぜなら「できるだけ英語を見たくないから」。
以上が、英語が苦手な人の感覚でした。
水曜日は得意な人の感覚で速単を考えたいと思います。