年内最後の更新です。年末にふさわしく? 今日は懺悔(ざんげ)のお話です。
  おっとその前に(また)宣伝!( ̄へ ̄)ノ☆
  「第69回
  コミックマーケット 2日目(30日・金)
   東ヤ-10b マウスバード」
  です。
  新刊は「マンガで覚える英文法(第11巻・仮定法)」です。
  コミケ行く人はぜひおいでませ!お待ちしてます。m(_ _)m
  ※場所の覚え方【マウスバードは東の野獣(東ヤ-10)】
では懺悔(ざんげ)~ m(_ _)m
  私が大学のころ、高校生に英語を教えていたときです。
  たまたま、departure という単語が長文で出てきたのです。
  ここにも書いてあるように、これは私が語呂合わせによって、面白く、かつ、いとも簡単に覚えた単語です。
   私は覚え方のコツ? をこう披露しました!
「ほ~ら。こうやって分ける(depart/ure)と「デパート売れ」になるでしょ? こうやって覚えると楽しいと思わないか? だから単語はこうやって覚えよう!」
  私はここで「語呂合わせ記憶を生徒全員に押し付けた」のです。
  「だっておもしろいでしょう? すぐ覚えられるでしょう?」と。
  一方、生徒側の反応はどうか? よーく覚えております。生徒たちの苦笑いを。
  生徒の多くは同意してくださらなかったのです。
  「え~? なんで~? おもしろいでしょう? なんで?」
  と私は言いました。とても不思議だったからです。
  しかし、語呂合わせを語れば語るほど、反応はすごぶる悪かったです。得意な人はもちろん、苦手な人でも同意して下さらなかった人がいました。この時私はなぜ反応が悪かったのか分からず、不思議に思っていました。
  今思えば、このとき私は皮肉なひどいことをやったのです。
  私はあのときの逆をやっていたのです。そう! 語呂合わせをやめろと中止させられた時の逆です。
  あのときの先生は、自分の考えを押し付けました。彼にとって「語呂合わせは絶対に良くなかった」から、私も同じだろうと思って、彼は自分の考えを私たちに押し付けたのでしょう。
  私も自分の考えをこのとき押し付けたのです。私にとって「語呂合わせは最良だった」から、生徒たちもそうだろうと思って自分の考えを押し付けたのです。
  今では反省しています。語呂合わせは私にとっては最良でしたが、彼らにとっては「最悪であった」のかもしれないのですから。自分があの時に経験した辛いことを私は生徒にやっていたのです。知らず知らずのうちに……。
 
 
以上が私の懺悔(ざんげ)でした。m(_ _)m いかがでしたでしょうか?
 
 
 
さ~て、だいぶ結論? が近づいてきました。
  どうです? 分かりますか? 「受験単語はどう覚えるべきか(と私が考えているか)」が?
たぶん、概ねお分かりになっていると思います。
ごめんなさいね。次の更新までは日が開きます。目標は1月4日更新予定です。やっぱりこのシリーズは年越しちまったなあ~。
  本年もありがとうございました! (コミケ来る人はよろしく♪)
  それでは皆様、良いお年を!(~o~)ノ☆!!
 
               		           		  