苦手なりの受験英語(アルク版)

受験と単語帳と覚え方(20)

年内最後の更新です。年末にふさわしく? 今日は懺悔(ざんげ)のお話です。

おっとその前に(また)宣伝!( ̄へ ̄)ノ☆
第69回
コミックマーケット 2日目(30日・金)
 東ヤ-10b マウスバード

です。
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コミケ行く人はぜひおいでませ!お待ちしてます。m(_ _)m
場所の覚え方【マウスバードは東の野獣(東ヤ-10)】

では懺悔(ざんげ)~ m(_ _)m

私が大学のころ、高校生に英語を教えていたときです。
たまたま、departure という単語が長文で出てきたのです。
ここにも書いてあるように、これは私が語呂合わせによって、面白く、かつ、いとも簡単に覚えた単語です。
 私は覚え方のコツ? をこう披露しました!

「ほ~ら。こうやって分ける(depart/ure)と「デパート売れ」になるでしょ? こうやって覚えると楽しいと思わないか? だから単語はこうやって覚えよう!

私はここで「語呂合わせ記憶を生徒全員に押し付けた」のです。
「だっておもしろいでしょう? すぐ覚えられるでしょう?」と。

一方、生徒側の反応はどうか? よーく覚えております。生徒たちの苦笑いを
生徒の多くは同意してくださらなかったのです。

「え~? なんで~? おもしろいでしょう? なんで?」
と私は言いました。とても不思議だったからです。
しかし、語呂合わせを語れば語るほど反応はすごぶる悪かったです。得意な人はもちろん、苦手な人でも同意して下さらなかった人がいました。この時私はなぜ反応が悪かったのか分からず、不思議に思っていました。

今思えば、このとき私は皮肉なひどいことをやったのです。
私はあのときをやっていたのです。そう! 語呂合わせをやめろと中止させられた時です。

あのときの先生は、自分の考えを押し付けました彼にとって「語呂合わせは絶対に良くなかった」から、私も同じだろうと思って、彼は自分の考えを私たちに押し付けたのでしょう
自分の考えをこのとき押し付けたのです。私にとって「語呂合わせは最良だった」から、生徒たちもそうだろうと思って自分の考えを押し付けたのです。

今では反省しています。語呂合わせは私にとっては最良でしたが、彼らにとっては「最悪であった」のかもしれないのですから。自分があの時に経験した辛いことを私は生徒にやっていたのです。知らず知らずのうちに……。
 
 
以上が私の懺悔(ざんげ)でした。m(_ _)m いかがでしたでしょうか?
 
 
 
さ~て、だいぶ結論? が近づいてきました。
どうです? 分かりますか? 「受験単語はどう覚えるべきか(と私が考えているか)」が?

たぶん、概ねお分かりになっていると思います。

ごめんなさいね。次の更新までは日が開きます。目標は1月4日更新予定です。やっぱりこのシリーズは年越しちまったなあ~。

本年もありがとうございました! (コミケ来る人はよろしく♪)
それでは皆様、良いお年を!(~o~)ノ☆!!

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